コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

ぐーちゃん ぐーちゃん

2017年02月15日 | 日記





今日も ひとんち (余所) の 悲しいおはなし です

どうぞ 読み飛ばしてください








不詳ワタシ

産みのオヤが死んでも 涙は出ないだろうと

公言して憚らぬ 罰当たりの 親不孝者 でありました

それが ぐーちゃんが逝ってしまったことが

今までになく 悲しくて悲しくて 

どんどん減ってゆく ティッシュの箱を抱えて

ヒトってのは どんなに泣きくれても

涙の枯れないもんなんだな と 今更ながら・・・

なんで こんなに悲しいの?



泉(せん)が 二歳になれず 死んだ時よりも



そして コイツが 膝の上で逝った時よりも

もっと 涙が止まらないのは なぜ・・・

理由の説明がつかないまま ある日

ガキの頃から通う 床屋のオヤジに いつものように

「コレから何処行くの?」 っと聞かれ 

普通に 井の頭動物園 っと答えたら

「やっぱり 好きなんだねぇ~」 



あっ そうか そこから始まったんだっけか っと・・・ 




初めて 自分が生業としてきた仕事が

正しく飼い主という立場からすれば

なんと 残酷なコトだったか を 想った 

還暦には もうちょっとあるけれど

「子」 と 「ぐー」 とが

ひとまわりして 

歪んだ感情を 素 に戻してくれた

どうも そうらしい・・・

産みのオヤが みまかったら 涙を流しなさいと






普段から ツーショットは ほとんどない 父娘

そして 父親は閉めるコトを子に伝えていないのに

突然 やって来た ほとんど奇跡の一枚



またね ぐーちゃん・・・

3月には 地球の裏側から

主の居ない 猫ちぐら の待つ家へ帰ってくる

「夢で魚に噛まれて 痛くて目が覚めたけど

   アレは 絶対ぐーちゃんだった

       だって 痛かったもん」 と言う ぶっとんでる娘だから

背中から 慰めてあげてね




きょうは 昼間は日差しが暖かく感じられる 予報

どうぞ みなさまにうれしいことがたくさんありますように!

そして 毎日笑顔がありますように!

拝読 感謝



































































コメント (3)
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