高校にあがった頃から 漠然と考えていたこと・・・
「ワタシは 何をするためにコノ世に産み落とされてきたのでしょう?」
スピリチュアルなんて言葉がなかった頃
仏様 とか キリスト様とか とらわれず
もっと 大きなエネルギーの集合体のような中から
命がひとつ ポ~ッっと飛び出して 人として生まれかわる
手塚治虫の火の鳥の 何編だったかに そんなシーンがあった・・・
その 美輪明宏と江原啓之のスピリチュアルが売りの番組では
「コノ世に人として生まれかわって来るのは
とてもとても大変なことなのよ」
っと ふたりとも かなり強く言ってた
ただ ワタシには 大変な思いをしてまで生まれかわって来る理由
つまり
全知全能の神 みたいな エネルギー集合体は
ワタシに 何を求めているのでしょう?
ワタシは 何をするために今ココにいるのでしょう?
青い春のワタシは 悩んでおりました
同時に
生きてるって どんなこと? とも…
今回 「終わり」の
赤玉 が出て
混乱し収拾がつかない中で 自分の中での「始まり」はなんだったっけ?
っと 思うに至り
ふっと というか
やっと 全部がつながりました
ワタシには「生きている」ということは
「命をつないでいること」なんだと。
蚊も像も 繁殖して「種」が滅ばぬよう命をつないでいますが
それとはちょっと違って
森羅万象 生きとし生けるものが持っている命というもの
その すべてが ひとつの塊のようになっていて
また 一本の「綱」のように存在し
あまりに昔過ぎて いつからか わからない過去から
どこまで行き着くのかわからない 永劫の未来まで
延々とつながっていようとすることが 「命をつないでいること」
ではないかと…
ところが その「綱」のようなモノに 「スキマ」 があると
一本につながっていない わけで
ワタシは その ほんの僅かなスキマを
埋めるために生まれてきた
エネルギーの集合体は ワタシに
「オイ! オマエ! ちょっとソコのスキマ 埋めとけ!」
っと・・・
ワタシが生まれかわり 生きてきたことで
スキマは埋まり 命はつながりました
生まれてきた理由 そして 生きている意味
ワタシの中で つながりました
世の中には スゴイ理由 スゴイ意味 で
つながり続ける命もあります
生物学の領域を生業とする者で
HeLa細胞 を知らない者はいないでしょう
ヘンリエッタ・ラックス さんからの細胞・・・
未来永劫 生き続ける 特別につながっている命
いつか その日は きっと来るから
ひとりの人間として「死ぬ」ことで 最初の塊に戻る
そして また大変な思いをして 生まれかわって
つながる
15のガキの悩みは 50を過ぎて解決
ただ ワタシの現世の命は まだ続いています
エネルギーの集合体は
「そう やすやすと塊に帰れると思たらあかんで~」 っと・・・
「自分のやったことのケツ拭かんで帰れるか~」 っと・・・
「すること まだ残っとるやんか~」 っと・・・
大学院生の時に
「命は紙より軽いんじゃぁ」と 豪語しておりました
ラットが一番多かったですが たくさん 殺してきました・・・
100 200 を殺して 論文一枚 紙より軽い扱いです
「お金を払ったんだから いただきます は言わないでいいの」
っと 同じ事で
つないでいる命に対してもっと謙虚でなければいけませんでした
小動物臨床医としても そうでなければいけなかった
真に謙虚になれるまで 帰ってくるな~ と
きっと そうだと思うのです
想い続けなさい っと そういうことなんでしょう
昨日 腐れ縁の友人の 母上様が お亡くなりになりました
高校生の彼が
「新宿マイシティが良いんだよ
売り場が陰になるから ひと目につかないんだ」
っと 母親の下着を買いに行く・・・
祖母 実父 そして 実母 を
彼は見送ってきました
そうやって つながってゆくのですね
ひとつの自分が終わったこと
何を考えていたのか
どうしても どこかで 知らせたかったので
ココへ 書きました
これでいいのだ!
もう 長いのは ナシ!