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交通 旅行と、ちょっとした美味しいもの巡り❕
記事中の 難しい言葉等は、★印を付けてます。←コメントでご説明します。

養豚のお仕事2

2012年11月29日 | お仕事情報一号館 養豚
と言う事で、現場ごとに仕事の内容は大きく違って来ます。

なので、仕事を覚えるのは、現場に配属されてからで大丈夫です。

しかし、各現場共通して言える事は・・・。

動物を好きになる事。

大切に、愛情を持って、動物と接する気持ち。

やる気。忍耐力。

どれも大切です。
でも、好きになっても、愛情があっても、現実はきついものです。

そこが忍耐力なんだと思います。

きつい何て思わないで欲しい。
ある日、仕事仲間がおっしゃいました。

豚は素敵な仕事だ。
豚達が元気に成長する姿を見るのが幸せ。

それをつらいだとか、きついだとか思わないで。

そりゃ最初は、僕だって豚にトキメキました
豚達が可愛くて仕方有りませんでした

その、初心の頃の気持ちを思い出して。つらくても。
ある意味では、これも忍耐力でしょう。

つまり、動物を大切に、愛情を持って接し、きつくてもくじけないと言う事です。




仕事仲間のおっしゃった、豚の成長の姿が素敵と言う言葉。

かすかですが、その言葉にはやりがいを感じました。

養豚のお仕事1

2012年11月29日 | お仕事情報一号館 養豚
私は、房総半島の山奥で家畜の従業員をしています。
仕事場には何千頭もの豚が居て、様々なステージ(担当部署)が有ります。

交配部門
交配や交配に使われる豚(母親と父親の豚)の飼育を担当。

分娩部門
交配部門から移動して来た母親の豚と、産まれた仔豚の飼育を担当。助産もやります。母親は再び交配へ。

離乳部門
産まれてしばらく経ち離乳した仔豚を、成豚に養成します。

肥育部門
成豚を出荷まで養成します。出荷する時は体重は大きくて、110キロくらいの大きさです。

簡単な説明ですが、こんな感じです。

はっきり言って仕事はきついです。豚は確かに可愛いですが、そう思って居られる余裕がないくらいです。

だから、楽しみを見つける事が出来たら素敵だと思います。

やりがいは何だろう。豚が大きくなった時だろうか。
実は、やりがいとなるものも感じられない。

でも、お客様あって仕事ですし、見えない所ですが、その見えない所でお客様が感謝して下さっている時が、やりがいなのでは無いのでしょうか。

また、命を犠牲にさせてしまう仕事でも有るのです。
それは悲しい事です。でも、悲しいと言って居られないから考えないようにしなければなりません。

豚さん。ありがとうございます。それは忘れてはならない事だと思います。意識して仕事が出来たら幸いですね。