黒坂黒太郎コカリナブログ

黒坂黒太郎のコカリナコンサート活動、東日本大震災被災地支援活動など

被災地支援コンサートVol.24長野県箕輪町7.31

2011-08-02 13:21:26 | 被災地支援
 長野県箕輪町は伊那谷の上(かみ)にある人口2万6千人の町。この町には今まで何度も訪れています。萱野高原という美しい高台でコンサートをしたり、何年か前、箕輪北小学校の記念樹が、体育館新設のため伐採しなければならなくなったのですが、その木でコカリナを作ることになり、できあがったコカリナでコンサートをさせてもらいました。また3年前「里唄コンサート」も取り組んでくれ、その時に実行委員のメンバーが書いてくれた詩を元に「風と人とコカリナと」という歌が誕生しました。またこの町の人達は、今回の震災被災地に対し積極的な支援活動を展開しており、6月にはボランティアとして石巻に入り、最も大変な腐った魚の処理作業などに取り組んでくれました。そんなこともあり、被災地支援コンサートも町で最も大きなホール、箕輪町文化センターで大々的に行われました。この日は、新潟長野に大雨が降った翌日、引き続き長野には大雨の予報が出されていたのですが、天気予報は完全にはずれ小雨がぱらつく程度。会場は満席の大盛況。
ゲストには、このコンサートのために7歳から80代のメンバー70名ほどで結成され「つむぐ音楽団」が登場してくれ、歌、コカリナ、手話ダンスと多彩な表現で「手のひらを太陽に」等を演じてくれました。また最後に会場と「ふるさと」の大合唱。自分のふるさとを愛する事と、被災地を支援する事とを結びつけた素晴らしいコンサートができあがりました。
 明日から来年1月にウィーンとスペインで行われるコンサートの準備のために、しばらく日本を離れます。帰国しましたらまたその報告を書かせていただきます。まだまだ暑い日が続くと思われます。また日本には台風がやってくるとのことです。皆さん、お元気で夏を乗り切りましょう。


被災地支援コンサートVol.23埼玉県飯能市7.30

2011-08-02 12:12:42 | 被災地支援
埼玉県飯能市は西武池袋線で池袋から特急で45分ほど西に行った所にある町。東京のベットタウンでもあるが、かつての宿場町でもあり、川越と同じように古い蔵が建ち並ぶ落ち着いた町。また「飯能河原」の名前で知られる美しいせせらぎが駅のすぐ近くを流れており、東京から川遊びにやってくる人々で賑わう。実は黒坂黒太郎は17年前からここに住んでいるのです。そして、ここにコカリナサークルができてから8年になります。公民館のカルチャーとして始まったのですが、今は自主サークルが三つもあり、それぞれに特長を生かしながら演奏活動を展開しています。今回の被災地支援コンサートはそれらのサークルが共同で実行委員会を作り主催してくれました。場所は駅ビルの中にあるコミュニティーホール。小さな会場と言うこともあったのですが、チケットは一ヶ月前に完売。その後、断るのに大変だったとか・・。当日はコカリナサークル合同で「せせらぎの町」(黒坂黒太郎詞・曲)「夏の思い出」を演奏してくれました。