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3月のセレモニー・・・それから

2013-03-02 19:41:24 | 日々,徒然
息子2の卒業式を済ませ、途中にある神社にお参りしてすぐに電車に。
電車の乗り換えの便がうまくいって2時間で到着。
斎場に行きました。

旅の支度を済ませた父は立派に飾った祭壇のふもとに、そしてごく内輪で通夜を行いました。
夫や息子1も来て、通夜の後、親戚と親交を深めました。
話の中、親戚から両親の結婚前のエピソードをちょっと聞きました。父はけっこうおしゃれさんでチェックのベレー帽を小粋に被っていたとか、よく二人は哲学の道を歩いてデートしたとか。母は親しい親戚にあわせた後、「ね、素敵でしょ」と嬉しそうにいっていたとか・・・。
そうか、母のほうがぞっこんだったのね(^.^)
夫は
「前から思ってたけどお父さんは児玉清に似てる」
と言いますが、考えたことないです。でもかっこいい俳優さんと似てると言われて父も嬉しいでしょう。

その晩私は義妹と一緒に父が眠る部屋の隣の部屋で過ごし、翌朝葬儀が行われました。
息子2と息子3も来て一緒にお祈り。
花を飾るとき穏やかに眠る父を見て、いつも穏やかであまり感情的にならない息子3がとても泣きました。

驚いたのは通夜や葬儀もシンセサイザーの生演奏があること。葬儀社の人が必要です、ときっぱり言うのでその通りにしたのですが、式が始まる前から演奏を始め、式の最後に献曲を演奏し、そのあともバックミュージックとして穏やかに演奏してました。その中に「主よ、人の望みの喜びを」と歌劇「リナルド」のアリアがありました。ハープで習っている曲なのでこれからはこの曲を弾くとこの日を思い出すでしょう。それは悲しいことではなくて、穏やかな思い出です。仏式の葬儀でキリスト教の曲というのもなんですが、贈る気持ちがあれば良いのでしょう。
献曲は通夜は「主よ、みてもて」
葬儀は「アダージェット」
弟が選びました。

火葬をし、食事をして式は無事おわりました。
涙も出たけど賑やかで楽しい親戚が場を明るくしてくれて良かったわ♪
お坊さんも若い方だけど賑やかな親戚と楽しく喋って盛り上がってました。
まだ実感がわかないけど、一人暮らしになった母ともっと会っていこうと思います。










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