12月に入りました
お久しぶりです。ちょっと用事が重なり、気になりつつもブログの更新がなかなかできないでいました。更新しない此処のブログに、訪問してくださる方がいて本当に嬉しくありがたいと思いました。
ブログを書くとなるとやはりちょっとは下調べをしたりして準備もいるのですが、他の事で時間を使ってしまうし、体力は年々衰えていくし・・・。
もしかして、私はブログを書くことに構えすぎているのかもしれない。もっと気楽に思った事感じたことを書くのも良いのかもしれません。最初の頃はそうだったし。
でもじっくりと長い文章を書くのも大好きです
どちらも書いてゆきたい、これからも。ゆっくりですが更新してゆきたいと思います
そんなわけで、今回は音楽の話を。
10月のことですが、実家の地方の音楽ホールで錦織 健さんのリサイタルを母と聞きに行きました。
チケットをギリギリになって購入したので席は2回の一番後ろの席でした。きっちり満員になっている客席を見てみると年配の方がとても多かったです。皆さんきっと音楽が好きで、でも都心へ聞きに行く程の体力はなく、地元の音楽ホールに来てくれたからこそ錦織健さんの歌を楽しみに来ているのだろうな。私の母もそうです。実家はさらに辺鄙なところにあって、1~2時間に1本しか来ないバスに載ってから1時間に2回しか来ないバスに乗り換え、そして電車に乗ってゆくという80代半ばの足の悪い人には地元のホールに行くのも厳しい状態ですが、次男が車で送迎してくれたので聞きに行くことができました。
リサイタル内容はとても素晴らしかったです♪若々しい錦織さんの朗々とした歌声がホールに響き、MCも面白くて会場が皆大笑い。初めからいい雰囲気でリサイタルが始まりましたが、どんどんと会場の熱気が高まり歌う錦織健さんと観客がお互いに一体となって音楽を楽しんでました。プッチーニの「誰も寝てはならぬ」では傍の席の老紳士がブラボーと声を上げたら、会場のあちこちでブラボーの声が上がりました。
アンコールはまず1曲目は「オーソレミオ」。サビの部分を思い切り長く歌って会場を盛り上げます。
2曲目と3曲目はQueenの「Good Old-Fashoned Lover Boy」と「We Are The Champion」。どうもQueenが好きなようです。
会場の観客がリサイタルもこれでおしまいと思い拍手をすると、錦織さんは遠慮がちに人差し指を立ててもう1曲歌いますという仕草をして最後に歌ったのが
ABBAの「Thank You For The Music」
まるで映画「サウンド・オブ・ミュージック」の「So Long,Farewell」の歌のようにかわいらしい声で歌いながら少しずつ舞台の端に行き壁にもたれかかり、歌い終わるとくるくると1回転して舞台を去りました。
ピアノ伴奏をしていた方も錦織さんが去ると楽譜を持ってにっこりと挨拶してスキップして舞台を去りました。安定した技術でにこやかに演奏し、とても素敵な方でした。
リサイタルがとても良かったので私も母もCDを購入。家で何度も聞いてます。
そして「Thank You For The Music」も印象に残りました。それで、ABBAが歌うオリジナルの動画を貼り付けます。
Abba - Thank You For The Music