昨日BS朝日の番組「世界の名画」はドイツルネッサンスの画家グリューネヴァルトの特集でした。1月23日の放送、そして昨日の再放送どちらも食い入るように見ました。
この人の絵が大好きです
この人の絵はちょっと怖い

ちょっとエキセントリックなただならぬ雰囲気があります。ちょっと癖があるのですがとても丁寧な絵を描いていて画家の実直な人柄が偲ばれます。
虹色の色合いの美しさにもうっとりし、聖母子像には母子の愛情がじんと感じられて感動します。

この人の絵はカソリック教会のために描かれたけど、丁度宗教改革の波が顕れた頃で、自分の富に走るカソリック司教に対し新しい宗教観をもって抗議した農民たちが起こした戦争では、農民の側につき、そのために権力者側の教会から追放されたために長らく無名の画家になってしまったそうです。
この人の誠実な人柄を感じます。そのために不器用な人生をおくったのでしょうか。でも宗教改革が完了したあとにグリューネヴァルトが生まれてたらこんな素晴らしい祭壇画を描くことがなかったのかもしれません。




イーゼンハイムの祭壇画(1511年‐1515年頃)より
キリストの皮膚は当時のはやり病だった黒死病でただれてます。
キリストは民とともに苦しみを背負ってます。キリストをはりつけた十字架は上は向かって左方向にむいているのに足の下は右方向をむいている。不自然に歪んだ十字架に世の矛盾を感じさせます。
でもいつか苦しさから抜け出し再生することを2段目の祭壇画右側のキリストの復活図が示し、
希望をつなげています。
この人の絵をみるといつも心の奥の琴線に触れます
いつか直接見ることがあるだろうか。いつか見てみたい絵です

聖母とイエス(1517-1519年)
この人の絵が大好きです
この人の絵はちょっと怖い

ちょっとエキセントリックなただならぬ雰囲気があります。ちょっと癖があるのですがとても丁寧な絵を描いていて画家の実直な人柄が偲ばれます。
虹色の色合いの美しさにもうっとりし、聖母子像には母子の愛情がじんと感じられて感動します。

この人の絵はカソリック教会のために描かれたけど、丁度宗教改革の波が顕れた頃で、自分の富に走るカソリック司教に対し新しい宗教観をもって抗議した農民たちが起こした戦争では、農民の側につき、そのために権力者側の教会から追放されたために長らく無名の画家になってしまったそうです。
この人の誠実な人柄を感じます。そのために不器用な人生をおくったのでしょうか。でも宗教改革が完了したあとにグリューネヴァルトが生まれてたらこんな素晴らしい祭壇画を描くことがなかったのかもしれません。




イーゼンハイムの祭壇画(1511年‐1515年頃)より
キリストの皮膚は当時のはやり病だった黒死病でただれてます。
キリストは民とともに苦しみを背負ってます。キリストをはりつけた十字架は上は向かって左方向にむいているのに足の下は右方向をむいている。不自然に歪んだ十字架に世の矛盾を感じさせます。
でもいつか苦しさから抜け出し再生することを2段目の祭壇画右側のキリストの復活図が示し、

この人の絵をみるといつも心の奥の琴線に触れます
いつか直接見ることがあるだろうか。いつか見てみたい絵です

聖母とイエス(1517-1519年)