~窓をあけよう☆~

~部屋に風をいれよう~

月夜に寄せて

2013-09-19 08:36:17 | 音の綴織
次に月の美しい日が来たらこの歌を貼り付けようと思ってました。
アンドレアス・ショルのこの歌
How Sweet The Moonlight です

これは2004年(日本は2005年)に公開された映画「ヴェニスの商人」のなかで挿入された歌だそうです。
どんな風にこの歌が使われているかちょっと映画を見てみましたが登場人物の会話のバックにうっすらと流れるという使い方でした。
う~んもったいない
少し会話がかぶるのはいいのだけど、そのあと夜空にぽっかりと満月が浮かび、ヴェニスの古い建物が月明かりに照らされ、運河の水面に月が映える風景がこの歌とともにしばらく映像に流れていたら、余韻が残りしっとりとした風情が醸し出されたのではないかしら。

何はともあれ月は平等に美しく照り柔らかに明るくする。

youtubeに18世紀の画家で当時のヴェニスの風景を克明に描いた画家カナレットの絵とともにこの歌を楽しめる動画がありましたのではりつけます(*^^*)


How sweet the moonlight sleeps upon this bank.
Here will we sit, and let the sounds of music
Creep in our ears; soft stillness, and the night
Become the touches of sweet harmony.




2 コメント

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満月の夜に・・・ (maribvocal)
2013-09-20 01:06:03
十五夜で満月、なかなか出会えない貴重な夜に、素敵な動画をありがとうございました。
18世紀当時のヴェニスの風景を描いた画家カナレット、正確に描かれていますね~。ツアーですから駆け足でしたが、2度訪れたベニス。博物館・美術館になっている建物、そして有名なリアルト橋、今はお土産物屋さんがひしめき合っているのですよ。そして、観光客はゴンドラに乗って運河めぐりをしながらこの橋をくぐります・・・。橋の上からゴンドラのお客に向かって手を振るのは、古今東西同じです。ゴンドラの私達も手を振り返します。船頭さんは途中、カンツォーネを歌ってくれます。

さて、満月を愛でるのは日本人だけ?いや中国もですね。日本では「うさぎの餅つき」に見える月の模様、西欧では「女性の顔」だそうです。
西欧では、満月の夜、人は狂気に走り、狼男も変身するのは満月の夜。やはり、私達と感じ方が違うのかしら?

日本好き、日本文化に興味があるスペインの友達、「お月見」の話を初めてした時、「なぜ?なぜ?」の質問の山でした。

「月にうさぎが住んでいて、しかも餅をついている」

これって、日本人ならだれでも想像できる風景です。
日本の絵画、絵本、ハンカチや風呂敷の文様、和菓子・・・、でも、スペインの友達は首をかしげて、「面白いね」「日本人は想像力が豊かだね」と、言ってくれましたっけ。

お団子でなく、小さな大福を2つ高坏に載せて、ベランダから満月を愛でながら、お団子ならぬミニ大福を主人と食べました。本当に今宵の月は綺麗です。
明日もお天気ですよ、きっと。
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綺麗なお月さんでした☆ (blueash)
2013-09-20 14:25:00
maribvocalさん☆
昨夜は明るくて見事な月でしたね♪
ヨーロッパではなんだか暗いイメージが付いてしまってるのかな?魔法使いとか、黒猫とかハロウィンとか(?_?)
でも夜空に壮大な星座の物語を作り上げた人々だから大変なロマンチスト民族でもありますよね!
おお!E.T.にも印象的な満月のシーンがありました。

月のクレーターが作る陰影からウサギを想起するなんて今の日本の可愛いキャラクター文化にふさわしいな、なんて思います。起源はインドの物語だそうですが、近所にいっぱい住んでいるインド人のご家族は、今は月をどんな風にお子さん達に説明しているのだろうと、ふと思いました。
風呂敷の絵柄になったり、可愛いお耳の飾りのついた団子になったりと、ウサギ自体がかわいいのでお月見に関する絵やグッズは可愛らしくて欲しくなります(#^.^#)

ヴェニス・・・カナレット300年前の絵とテレビや雑誌の現在の写真を見比べるとあまり変わってなくて、住んでる人々が注意深く大切に我が町を守り続けてきたんだなと思いました。
映画の舞台になったり、ポケモン映画の架空の町のモデルになったりインスピレーションを生む町。憧れの街です
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