ダイゴのブロッコリー

　仲良しのリスナーさんから、番組にメールが。
『今日は、嬉しいお知らせと、悲しいお知らせがあります』
嬉しい方は、アゲハの蛹が羽化したこと。
写真教室の先生である彼が、記念写真におさめるまで
蛹のそばで、美しい蝶の姿で待っていてくれました。

そしてもう一つは・・・可愛がっていたハムスターの死。
２歳のお誕生日前日だったということは、天寿をまっとうしたのでしょう。

無垢な瞳で、大きなブロッコリーの芯に抱きつくダイゴなど
番組宛に、いつも沢山のダイゴの写真メールが送られてきました。
ミキサーの吉岡パパも、
　「ハムスターって、こんなに可愛いもん？」メロメロでした

ダイゴの好物はブロッコリー。
だから彼は、ダイゴに美味しいブロッコリーを食べさせるために
このたび、ブロッコリー栽培にチャレンジしたところでした。

だから最近は、発芽したブロッコリーの記録写真が
番組に送られてきて、ダイゴも待ち遠しいだろうと話していました。

「専用の畑（プランター）を持つ、世界一幸せなハムスター！」として
私の番組の中では、ダイゴは有名な存在でした。

沢山のブロッコリーと一緒に、小箱に入ったダイゴは庭に埋められました。
夕方、再びきたメールには、彼が最後にダイゴを見た時の様子が。
ブロッコリーに覆いかぶさったまま、眠っていたそうです
（起こしてやると、元気に巣箱に戻って行ったとか・・・）
大好きなブロッコリーに、最後のお別れをしていたのでしょうか？？

プランターですくすく育っているブロッコリーが実った時、
彼とご家族は、ダイゴのことを思い出し、うんと切なくなるでしょう。
今夜も、空っぽのケージを見て、寂しい思いをされているでしょう。
でも私は今・・・
ダイゴの一生は、とっても幸せだなあと、温かい気持ちで一杯です