人のふり見て、我がふり直します

昨日の午後、まだ早い時間に
夫の好物・秋刀魚を買いに、スーパーマーケットに寄りました。

夕方の混雑前なので、店内はすいていて
ゆっくり買物が出来ました。

目の前のレジに並ぼうとした時、
　「チッ！」という大きな舌打ちが、耳元で。

驚いて横を見ると、とても小柄な中年女性が、両手に商品をわしづかみにして(笑）
立っていました。

服装は、ピンクのロマンチックなブラウスにフレアスカート、
カールしたロングヘアにはカチューシャと、やたらにエレガント。

でも、その全身ピンクの甘～い雰囲気に似つかわしくない、険しい表情で
私の横を、ズンズン通り過ぎていきました。

どうやら、私が並ぼうとしていた列をめがけて、
遠くから突進(笑）してきたみたい。
カゴを用意する時間も無いほど、急いでいたのでしょう。

それなのに、私がゆっくり歩いてきて、彼女の前にすっと並んでしまったのが
気に食わなかったみたいです。

　「ひえ～、怖いよ～」と思いつつ、そっと彼女を目で追うと
２列隣の、もっとすいているレジを見つけて、そこにちゃっかり並んでいました。

どうやら、舌打ちは彼女の癖だったみたい。
ピンク色の長財布からお金を出して、支払いを済ませていました。

せっかく全身ピンク＆フリフリの格好をしているのに、舌打ちで台無しですね。
イラチである事が、周りにバレバレです。

私もついつい、「シマッタ～」と思ったとき、舌打ちしちゃいます。
でも舌打ちって、まわりを不快にし、何よりも、女性としてみっともないことが分かったので
これからは、一人の時でもやめようと思いました。

だって癖になると、うっかり外でやってしまいそうだもん。

彼女はきっと、今日もどこかで、舌打ちしまくっているはず(笑）
せっかくの乙女チックな装いが、台無しになっているコトにも気づかずに。。。