藤田けい☆幸せブログ

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お見舞いエピソード・パート2

2014年10月30日 | 日記
実は、昨日のお見舞いに
もう1つ、忘れられないエピソードが。

駅から歩いているうちに、ドンドン人通りが少なくなって、
なんだか大きい道路なのに、車だけが猛スピードで行き交って。。。

すると前方に、歩いている女性が。
立ち止まって、鞄の中を探っているみたい。

全力疾走で、女性に追いついて、
 「すみませ~ん。道を尋ねたいのですが」と声をかけると
彼女は、スマホで電話をかけようとしていたの。

 「どこですか~?」その笑顔が、仲良しのリスナーさんに似ていました。

 「○○総合病院なんですけど」と言うと
 「えらい遠くまでいくんですね。じゃあ、
私の家の近くなんで、一緒に帰りましょう」と。

 「あの~電話は、かけなくていいんですか?」と聞くと
 「ええの、ええの。それより、お見舞い?」と
私の天平庵の紙袋を見て、聞きました。

 「はい。駅員さんが丁寧に教えてくれたのですが
なんかややこしくて。。。」
 「遠いからね。大丈夫、ちゃんと、連れて行ってあげますんで」

私と同年齢だけど、縦横ともに大柄で『お姉さん』と呼んで、慕いたくなるタイプ。
きっと、似ているリスナーさん同様に、3人ぐらいお子さんがいそう(笑)

彼女と世間話しながら歩いていると、何だか散歩しているみたいで
狭い抜け道(早道だそうです)も、安心感がありました。

ただ、途中で神社を見つけたので、
入院している人の手術成功のお礼が言いたくて、そこで彼女と別れることに。

彼女は丁寧に、この後の道のりを説明してくれました。
(ま、結局迷ったんですけどね~(笑)

ふくよかな笑顔は、心細かった私にとって弁財天みたいで、
思わず、持っていたお見舞いの品『栗ぱい』の包装を
その場でビリビリ破いて、プレゼントしたいくらいでした。

いつも旅先や外出先で、色んな人が優しくしてくれます。
感謝の恩返しとして、私も誰かに親切にしなくちゃと、昨日もしみじみ思いました。