1971年7月号の富士ジャーナルという雑誌に、「台湾解決でアメリカに招かれた元馬賊王」という特別インタビュー記事が掲載されている。「講和で売渡した密約とは」という小見出しの中で、次の文書が読み取れる。
『・・・・復興資金30億ドルの借りも背景にあってか、講和条約を結ん
時に、吉田さんは日本の航空権、国防権、電波権を売り渡し、その自由
使用をアメリカに認める特別覚書きを秘かに入れているんだ。今年の4
月26日にニューヨークタイムズが“核戦力の通過問題”の密約説を発表し
たが、それはその中の一つにすぎない。・・・・・』
現代史を語るときの常識として心にとめておいていただきたいものである。
(文責:吉田)
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