じゃんご酒屋の嫁っこ日記 ひなとFANKYな家族たち 2nd

秋田の小さな酒屋の嫁っこが始めたブログを夫が引き継いで書いてます。娘の事、日々の事、お酒の事を気ままに書いてます♪

秀よし 「雫オークション」に行ってきました!

2010年04月04日 | 日本酒
こんばんわ
おどぉちゃんだんす

土曜日に中仙町にある酒蔵「秀よし」さんで年に一度の「雫オークション」が行われました


秋田県内の酒蔵の中で2番目に歴史ある蔵元さんで昨年暮れに発売した発泡清酒「ラ・シャンテ」は秋田県内で大反響を起こしています。




秀よしさんの蔵の中に特設されたオークション会場には今回出品された「雫取りされた大吟醸の斗瓶」が並びます
オークションには秋田県内の酒屋さん・飲食店さん・一般の方が参加し、30本の雫取り大吟醸を斗瓶単位で買い付けます。
買い付け方法は試飲し、気に入った斗瓶番号と買い付け金額を記入する入札形式のオークションです




オークション参加者は30本の雫取り大吟醸を丹念に試飲します

今回の「雫取り大吟醸」は大きく分けてタイプの大吟醸が出品されました
①酒米:山田錦 日本酒度:+1 酸度:1.3 ALC度:17.6%
②酒米:山田錦 日本酒度:+4 酸度:1.4 ALC度:18.5%
③酒米:山田錦 日本酒度:+2 酸度:1.2 ALC度:17.4%
④酒米:山田錦 日本酒度:-1 酸度:1.5 ALC度:16.8%
⑤酒米:秋田酒こまち 日本酒度:+2 酸度:1.2 ALC度:17.4%
⑥酒米:秋田酒こまち 日本酒度:+3 酸度:1.6 ALC度:17.1%


オークション参加者の様子を見守る杜氏さんの背中
手塩にかけ醸した大吟醸が、どう評価されるのか心の中はどんなんでしょうね

酒米は昨年同様、山田錦&秋田酒こまちの2種類ですが麹・酵母の組み合わせを変える事で様々な味わいをつくり出します
約一時間の試飲タイムの後、金額を記入した紙が集められ入札が開始
蔵元さんの入札金額の集計が終わるといよいよ発表です

今年は競合が少なく大半の大吟醸が一発の入札で買い手が決まりました
(会場内はピンと張り詰めた空気の為、写真はございません)

ちなみに今年の最高入札金額は10万5500円
斗瓶とは一升瓶で約10本分なので単純計算 1本1万550円

ま~~スゴイ

この様子は夕方の秋田県内のニュースでも流れ、オラも一瞬映ったそうです