東京電力から新たな自主的避難等に関する請求書を受領した皆さまへ
複数の弁護士団からのアドバイスがあります。
とても重要と思われますので、取り急ぎお知らせいたします。
今回の損害額は、本当に過小評価されたもので、到底納得できるものではありません。
<以下要点を転記したものです。>
それにも関わらず、今回の請求書には、これまでの自主的避難等に関する請求書とは異なり、
「自主的避難等に係る賠償について、代表者は本請求書の内容をもって合意することを了承し」
との文言が含まれています。
この文言は、解釈によっては、請求書に記載された損害額を超える損害について、東京電力に対して請求する権利を放棄するとの意思表示と受け取られかねないものです。原発事故の加害者である東京電力が、このようなあいまいな文言を、小さな字で、かつ何の説明もなく追加したことは、重大な問題であると考えています。
請求書を提出する皆さまに、請求書の提出にあたって、以下の対応を行うことを強くお薦めします。
(1)請求書オモテ面の冒頭の2つめの黒丸(●)に記載されている「自主的避難等に係る賠償について、代表者は本請求書の内容をもって合意することを了 承し、」との部分を、二重線で削除し、その上に代表者の方が押印します。
(2)こちらの一部請求通知書に、現住所・代表者氏名を記入し、押印します。
(3)請求書と一部請求通知書のコピーを取って、手元で保管します。
(4)請求書に、一部請求通知書を同封して、東京電力に送付します。
以上 SAFLAN より