今回は、新型コロナウイルスワクチンの副反応について投稿したいと思います。
現在、日本で接種が進められている新型コロナワクチンでは、接種後に注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱、吐き気、嘔吐などがみられることがあります。特に接種部位の痛み、疲労、頭痛、筋肉痛が多く報告されています。
1回目の接種で少し免疫がつくので、2回目の接種の方が免疫反応が起こりやすくなり、発熱や倦怠感、関節痛などの症状が出やすくなります。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。
ワクチンによる発熱は接種後1~2日以内に起こることが多く、必要な場合は解熱鎮痛剤を服用するなどして、様子をみていただくことになります。ワクチン接種後2日間以上熱が続く場合や、症状が重い場合、ワクチンでは起こりにくい咳や咽頭痛、味覚・嗅覚の消失、息切れなどの症状がみられる場合には、医療機関への受診や相談をご検討ください。
出典:厚生労働省HP
(薬剤科 N / M )