FACE OFF

毎日がスタート

勝敗は兵家の常

2010年01月31日 19時36分57秒 | 私生活
日曜日。

昨夜の悪夢は夢にまで出てきた。
寝起きの背中、下半身は汗ばんでいた。
趣味のくせに、ホントそこに賭けていたんだな、
と自分事ながらつくづく思い知らされる。

スッキリした気持ちになったと言いつつどこかフッ切れない思いもありつつ・・・
でも今日はそれどころじゃない。

休日だけど、大事な商談を控える。
部下の持ってきた案件が交渉決裂寸前、暗礁に乗り上げてしまった。
先方の提示した期限は今月中。横からしゃしゃり出てきた競合他社に
指くわえて手渡すワケにはいかない。
金曜の夜、迷わず最終期限の日曜に
即アポイントを取り直すよう指示を出す。

一発入札と違い他社を巻き込み値引き交渉してくるお客様の姿勢には
やや辟易するものの、こちらも料金の2度出し、3度出しして「セコセコ」値引いて
行くのはどうしても足元を見られがち。
部下への参考にもなればと思い、弊社商品の優位性を説き、料金から視線をズラさせる。
とは言いつつも先立つものもある程度便宜を図らねば、こちらの誠意も伝わらない。

話を進めつつ、やんわりと他社の見積もりを聞き出し、こちらの落とし所を頭の中で設定。
当然、売上は少しでも高くしたい。一番の悩みどころ。
値段だけで勝つという営業はただの「自販機営業マン」。
最も嫌いで部下にも徹底して反面教師にさせている。
他社より高く、でもなおかつお客様に選んでもらえる適正金額は・・・。

前置きを終え、値段という数字の羅列勝負から論点をずらした所でいざ勝負。

「当社で再検討させていただいた結果、こちらでいかがでしょうか?」

こちらの見積もりは他社より数万円高く設定。
当然根拠のある値段差。

一瞬お客様の顔色が変わる。

お客様が当社に対する期待感以上の値段を出せたと顔色から自分なりに判断。

あとは迷いの綱を1つ1つ断ち切るのみ。
勝利は目の前。

そこで。
2人の担当のうち1人が一言。
「いつまでに返事を出せばいいですか?」
「こちらも他社さんの期限に合わせさせて頂き、本日に来ました。
今日中のご決断をお願い致します」・・・せめぎ合い。
「・・・」
「では15分だけ席を外します。一度お二人だけでお考え下さい」
「分かりました」

もう勝てると判断、だからあえて2人にした。
俺に押されての決定は、後日気が変わる可能性もある。
ここは面倒を起こさない為にも本人達の素の意思で結論を出させたかった。

と言いつつ、外で待機している15分は手に汗握る緊張感。

15分後

戻ると1人は外で携帯で話している。
相手は他社だな。
条件の再確認か?はたまた料金交渉を続けているのか?

中で残る1人とたわいもない話で場をやり過ごす。

戻ってきた。
「お待たせしました」
「いいえ。で、いかがでしょうか?」

一言。

「お断りを入れておきました」

昨夜の虚脱感とは打って変わって、肩の荷が降りた感じ。

気が変わらぬうちにと即その場で契約書を交わす。

長くなりました。
リンク、商談と場は違えど、同じ勝負事。
土曜、日曜と両極端な出来事に、複雑な思いはあるけど充実した週末でした。
なかなか心の傷は癒えないですが、仕事には持ち込まず、
今まで以上パワフルにやって行こうと思います。

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疲れました

2010年01月31日 01時06分27秒 | 私生活
昨年、チームの主将であった相棒が帰省で引退しました。
学生時代からの親友であり、主将、主務の二人三脚でやってきた間柄。
良くも悪くもいろいろな出来事があり、2人にしか理解できない強い絆があっただけに
抜けた後はとても大きな焦燥感にかられ、俺も引退する決意をしました。
しかしチーム内の諸事情もあり、親友の「あと1年だけでもチームを見てくれ」
の説得を受けもう1年現役を続けてきました。

そして今日。
4年連続全日本選手権出場を目指し
全勝で勝ち進んできた我チームですが
最後の最後で躓いてしまいました。

夢、潰えました。

思えば常勝軍団だった名門社会人チームに入部したのは9年前。
6年前に主務を引き継ぎ、最下位争いをするまでに低迷していた
チームをあれやこれや立て直す事2年。
スカウト活動に力を入れ、チームの組織改革もした結果。
久しぶりに都内を制し全日本選手権へ。
けが人を出すなど辛い大会を乗り越え
都内に戻った大会で油断からかまた惨敗。
再度立て直し2度目の全日本選手権へ。

そして、チームの体制が整った昨年。
都内全試合を圧勝し、関係者には不可能と思われていた
東京社会人チームの全日本2勝を果たした。
その勢いで関東大会も東京勢として初めて制した。
もちろん戻った都内大会も優勝。

今大会も優勝候補の2チームを破り、最終戦、2点差で負けても優勝。
かなり楽な立場で臨むが・・・まさかの惨敗。
気迫が足りなかったのか。試合前一抹の不安からは決して油断は無かったと
思っているけど、今思えば結果的にはそうだったのか・・・?

部費管理(口座、リンク代、部員からの集金、などなど)
オフィシャル人員の管理、修正、対外試合の調整、飲み会のセッティング
遠征のホテル、飛行機、新幹線手配、
対連盟の会議出席、学生のスカウティング・・・

全部やってきました。

相棒が帰省し、今年は1人で全部やってきました。



正直疲れた


もういいでしょ


趣味なのに、プレッシャー感じて
仕事、家庭と両立して

二人三脚でやってきた相棒が抜けて相談できる人もいなくなり

職場では責任のある仕事も任されてきて激務が続くようになり




でも殆ど欠席する事なく
6年続けてきました



本当に疲れました



試合が終わった後はなんとも言えぬ虚脱感に襲われたけど
意外と今は気持ちがスッキリしています



まだ試合はほぼ「消化試合」ですが3試合あります
関東大会の可能性もまだ消えていません
残る1か月



28年間ホッケー漬の生活に区切りをつけたいと思います

コメント (1)
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