昼食をとり再び機上の人となりトルコに向かう。離陸して直ぐに人工の町であることをみる事ができる。海岸線は
埋め立てられ護岸工事されているから全てが直線的で、日本のように自然の線になっていない。そして、ここにも
砂しかない。昨晩は機内で寝付かれない中、多分少しはネタのであろう。今朝は早くから結果的には退屈な市内観
光、昼飯を食べゆっくりと機内で過ごせば自然と睡魔が襲ってくる。今、しっかりと寝てしまうと今晩の睡眠に影
響がでるから、適度にと寝ない方向で頑張ってTVの録画を観たりし手時間を過ごす。
夕方近くなり窓の下を覗くと山々を白く染める雪のような光景が続いていた。離陸してからサウジアラビア、イラ
ク、シリアの砂漠地帯上空を飛び、アジアとヨーロッパのつなぎ目になる山岳地帯に到達したようだ。
アンカラ空港と言うが正式にはエセンボア空港に到着したのは、もうすぐ陽が暮れる夕刻でホテルに向かう僅かな
間に真っ暗な夜模様になった。
松江から梅田まで道中、一番高いところ蒜山近辺は未だ雪が残っていた。ホテルに到着後、直ぐに夕食の時間とな
りホテル内のレストランで初めてのトルコ料理を食べる。バイキング形式でジャガイモ、ラムや牛の細切れなどの
煮込み、ハム・ソーセージ系、スープ類、サラダなど種類は豊富だが、どんな味の料理か判らないので少しずつ取
って味見しながら食べる。
食事のお供は水からワインまで有料。トルコの物価は高いと聞いていたがワインはグラス、現地のエフェスビール
で15TL 、750円くらいしていたから日本より高かった。以後、食事の度に示される値段はこれと似たり寄ったり
の高値安定だった。好みは其々だから、決めつけることはできないが、トルコ料理は全般的に日本人の口に合うと
思う。食事をそこそこに風呂に入り、翌日からのバスによる長距離移動に備える。
この旅、毎日ホテルを変わるから荷物のご開帳を最小限にして、忘れ物の防止に努めることも一つの課題だった。
トルコ近くの機内から
エセンボア空港到着