回遊魚

主に政治ブログを回遊し、簡単に紹介していきます。基本コンセプトは「護憲」です(^^

水は神からの贈り物であり商品ではない

2013-04-29 05:35:14 | Weblog
売国政治家麻生太郎のまさに「良く訓練された犬」の本領発揮だ。

「カレイドスコープ」から
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2044.html

麻生のだみ声は話の内容に知性がないことを強調しているかのようだ。

横に座っているのはマイケル・グリーン、つまり、
どんな状況で麻生がしゃべっているかわかるだろう。
「良く訓練された犬」がご主人様の前で得意そうに芸を披露しているわけだ。

そして、この記事のずうっと下の方、
ボリビアやフィリピンでの世界銀行やIMFそして悪徳多国籍企業の蛮行の紹介があり・・・

ボリビアとフィリピンは、世界銀行とIMFの本当の狙いに気がついたのです。

彼らは、自力で水道事業を国民の手に取り戻し多国籍企業を追い出しましたが、その後始末は水メジャーから申し渡された膨大な額の損害賠償金と、ホリビアで流された多くの国民の血でした。

幸いなことに、ボリビアもフィリピンもTPPに参加していません。
だからこそ、国民運動によって自分たちの水を取り戻すことができたのです。

愚かにも、日本はすでにTPP交渉参加を表明し、具体的な事務手続きに入っています。

日本がTPPに参加してしまえば、水メジャーは、確実にISD条項を使って日本の公営水道の民営化を押し付けてくるでしょう。

「ヨーロッパを初め、他の多くの国々はすでに水道事業の民営化を達成している。日本だけが公営水道を開放しないのは非関税障壁であるから撤廃すべし」と、いちゃもんをつけてくるのです。

麻生太郎は、ボリビアで暴動にまで発展した水道事業の民営化について、国民的議論どころかマスコミにも発表せずに、なんと日本ではなくアメリカの一介のシンクタンクで「日本の水道は国営だろうが、市営・町営だろうが、すべて民営化します」と明言してしまったのです。

これは政府間交渉ではなく、相手はただのグローバリストのシンクタンクですから、撤回したところで問題はないはずですが、低IQの麻生にはそれさえも難しいでしょう。

これは間違いなく、「TPP交渉参加の前に、日本はもう一つお土産を用意する必要がある」とCSISのマイケル・グリーンに諭されたのでしょう。それで、このオツムの軽い男は、「あっ、そう」と日本の水道を差し出すことにした… これです。

これは水道に関する一点です。

安倍晋三と麻生太郎の政権では、ボリビアで起こったように、多くの日本国民が殺されるでしょう、間違いなく。

彼らは本気で日本国をワシントンのグローバル・エリートに売り渡し、そのご褒美として長期政権を認めさせようとしているのです。



TPPに反対しない日本人は、こういったことを知ってもなお賛成するのだろうか。
日本の政治家は一体何を知り、何をしようとしているのか。

まったく理解しがたいことだ。