こまわり君の伝記

住まいの専門店 コスモ住研です。お住まいの住環境に対する不便不満不快を解決する仕事をしています。

工事レポート其の4

2009年10月30日 | コスモ住研日記
さて、上津町Y様邸増改築工事も折り返し地点。

室内の改修が着々と進行していきます。

前回、間仕切りをはずすところで終わっていました。

  つづきです。

室内の間仕切りを解体していくと、出てきました。
桁梁を支える柱が3本!








3本外すうちの両側2本は外せました。
しかし、あと一本外さなければいけません。

外したい柱の直上に、ちょーど屋根荷重を受けている構造梁が架かってきていました。
このままでははずすのはムリだ。

とにかくはずす準備、サポート(支柱)でツンバリます。



  ・・・・。


大工さんと話し合いです。
さてさて、どうしましょうか。

リフォームではこのような判断を瞬時に迫られることがよくあります。
今回みたいに昔の住宅には図面上あるはずのない材料があったりするんですよねぇ。

大工さんと協議した結果!
10尺もの、3mの平物で補強して受け変えることにしました。
幸い天井も低かったのでどうにか違和感なく納まりそうです。







外し終わって安心しましたが、次の問題がでてきました。
柱を抜いたあとの床の補修です。

当然18年前の材料ですので同じ色、つや、質感の物は廃盤でした。

頭を悩ませることが続きます。


工事レポート5につづく。


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