2016年12月某日
グッと気温が下がって白い吐息がみえるようになりました。
柳川市某所
耐震改修工事の依頼がありました。
今回の耐震改修工事は、筋違い補強をしない耐震補強工事です。
「ん!?筋違いを入れずに耐震改修?」
興味をもっていただいたのなら続きをごらんください。
耐震補強工事といってもいろいろあるんです。
いくつか列挙しておきますので参考にどうぞ
①屋根の葺き替え
②上層階の撤去
③基礎の補強
④耐力壁を入れる
⑤地盤補強
などが耐震改修、補強工事です。
2016年 12月 まずは施工前外観を一枚


いよいよ耐震改修工事、着工いたします。
今回は②上層階の撤去、③基礎の補強による耐震改修工事です。
○地盤状況確認(まずは現調ですね)
○今回は幅も狭く、車も近くまで乗り付けられない現場でしたので、
地盤調査にはスウェーデンサウンディング試験にて調査をおこないました。
結果は建物右側(東通路側)の地耐力(地盤の建物を支える能力)が極めて低い状況でした。



今回は鋼管杭を施工いたしました。

重機が入らないので、すべて手掘りでした。
業者さんには頭上がりません。
大変ご苦労様です。
杭工事後、機械により転圧砂利敷き、生コンを打設いたしました。


○仮設工事

クレーン車をつけることができないため、すべて手解体となりました。
もちろん丸太を降ろすのも人力です。
下階が居住スペースのため、慎重に解体していきます。




途中雨にも合うことなく無事に完成いたしました。
