インドラネット

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なんだか過激になってしまった

2018-12-26 22:49:39 | 日記

「過たるは及ばざるが如し」

のとおり、どんなによい事もやり過ぎてしまえば、悪いものになる。

食事が身体に良いからといって食べ過ぎれば、体を害する。

スポーツが好きだからといって、動きすぎれば故障する。

人と付き合うのが好きだからといってそればかりしていたのでは、

自分の成長が止まってしまう。

お酒は百薬の長だけども、飲みすぎれば廃人になってしまう。

このように何事も過ぎてしまえば害となる。

 

最近は、この限度のことを放念して、

「あれは害だからやってはいけない」とか

「食べてはいけない」

などと口うるさく正義立って

他人の行いや言動に攻撃を加えるものが多い。

多勢に無勢ならなおさらに過激さを増す。

相手が弱いとなると嵩にかかって責め立てる。

マスコミなどその際たるものだ。

弱者をたてに取った人権論を振りかざす者も多い。

何事もほどほどでなければならない。

 

禁煙論者もそうだ。

室内はもちろん施設敷地内もだめ、

路上もダメ、

町内全域ダメ、

などという暴論がまかり通っている。

あげく愛煙家が購入できないように

税金を極限まで上げるべきなどという。

憎しみの対象、攻撃の対象にもってこい、

といった様子だ。

 

いったい、タバコの何がいけないというのだろう。

禁煙推進論者によると、

何でもフクリュウ煙なるものが有毒らしい。

これを吸うとガンになって死ぬのだそうだ。

ところで日本の人口の3割は喫煙者だが、

この煙で死んだなど聞いたことがない。

 

時々見かける室外の喫煙コーナー

(代表的なものが新宿にある。煙がもうもうと立ち上がり、異常な空間だ。

東京都民はこれに氣分が悪くなるほどの違和感を感じないのだろうか。)

に喫煙者を押し込めて、ひどい環境の中においているが、

人間扱いを受けているようには思えない。

人権侵害も甚だしい。

 

この光景は、まさに今の日本の縮図だ。

グレーゾーンを許さない。1か0の価値観。

JALが忘年会で禁酒にしたそうだが、

あほらしい考え方だ。

日本はそんな国だ。

パイロットの飲酒事件があったからだが、

それとこれとは話が違う。

それもわからない。

ただ経営者が世間からの批判を恐れて

責任を問われないように職員を犠牲にしただけだ。

 

 

世の中には様々なルールというものがある。

人のために作られたものだが、

今やルールのために人がいる。

バカバカしい限りだ。

 

法律にもおかしなものも多いが、

会社規則や校則、施設利用規則といったルールなどには、

個人的な嗜好に左右されたとしか思えないものが多い。

多くのルールはモラルの問題が基本であるが、

絶対のものではない。

時と場合、様々な条件によって

当てはまるときと、そうでないときがあるのに、

ルールは絶対、

だと思い違いしているものが結構いる。

(その素直さが日本人の大欠点なのだが)

 

よく学校で「構内禁煙」だからといって、

(いったい、誰が決めたのか)

校門近くや裏門あたりで喫煙している教員を見かけるが、

彼らの屈辱たるやいかばかりであろうか。

通りかかる父兄の目を気にし、

まるで犯罪者かなにかのようだ。

彼らは罪人か?

どうどうと構内で喫煙できるようにするべきではないのか?

いや、喫煙するべきではないのか?

どんな罪を犯すことになるから学校を締め出されるのか?

 

はるばる校外まで足を運び、喫煙をしなければならないうえに、

同僚教諭から

「仕事もしないで、タバコばかり吸って」

と批判まで浴びる。

いっそ、教員室でプカプカ吸ってやればよいのだ。

権利、権利と「禁煙権」を叫ぶなら、「喫煙権」はどうなるのだ。

タバコを吸う、たったそれだけのために

なぜ彼らはそれほどに虐げられねばならないのだ。

 

例えば、酒はどうなるのだ。

酒嫌いの人は一致団結して、酔っ払い禁止規則でも作るかね。

あるいは、たとえば「静寂派」がおしゃべり好きをターゲットに「職場で私語はしない」

などと規則を作ってもよいのかね。

あるいは「噂話禁止」規則とか、望む人たちもいるだろうね。

テレビも気に食わない放送は流してはいけないとか、

「いびき禁止」、「長髪禁止」、「香水禁止」・・・いろいろありそうね。

そんな馬鹿な、と思っているでしょ。

でももし「禁煙派」が完全勝利を収めたとき、

次の矛先は、どこかに向かうんですよ。

 

 

そもそも、タバコを吸うことは犯罪ですか?

麻薬みたいに。

あるいは、タバコの煙は「殺人煙」なんですか。

副流煙で病気になるなら、喫煙者はまもなく死ぬんですか。

 

馬鹿を言っちゃいけない。

喫煙者で長寿を全うした者はいくらでもいる。

一方で、非喫煙者なのに早死にする者もいくらでもいる。

そりゃ肺気腫の人が吸えば悪化はする。

だけど、そんな病気の人がタバコなんか吸うものですか。

タバコは嗜好品だ。

強いストレスを受けたとき、

気分転換が干しいとき、

誰かと話をしたいとき、

そんなときは最高のツールだ。

 

 

近年、タバコ嫌いの代表格「厚生労働省」による禁煙運動が激しさを増している。

嘘つき厚生労働省は、相変わらずタバコはガンの元だという。

そんな数値はどこにも無いのにそうなるという。

お友達の国立がんセンターあたりの医者にそれらしい論文を書かせて、

何も知らない国民をだまそうとする。

本当にそうなら、正式に世界的学会に発表するべきだが、

それはしない。うそだから。

 

50年前から比べると日本人の喫煙率は半分以下になった。

なのに肺がんを含めたガンの発生率は、数倍に跳ね上がっている。

それでもガンの発生原因はタバコらしい。

(それ以外の原因に触れないからね)

 

なぜ、ガンが増えている本当の原因を追究しようとしないのだろうか。

それともしたくないのか。

ただ単純にタバコ嫌いの方々が厚生労働省の幹部に多いだけなのではないか。

 


いい加減に、

日本人30%の愛煙家の面々は、

喫煙権をどうどうと主張して、

禁煙権者と戦うべきであろう。

タバコの何が問題で、

しかし、タバコの良い面もあることをしっかり主張するべきだ。

特に「JT」の責任は重い。

JTは厚生労働省からの難癖に耐えるばかりではなく、

タバコによるメリット

(精神を安定させる効果など)

をしっかりと研究してもらいたい。

ウソの無い検証可能な実験データを基にして反論していただきたい。

 

今や、内向き思考が幅を利かす日本において、

愛煙家は格好の攻撃目標となっている。

国内に充満するストレスを

(実は自分自身が作っているのだが)

愛煙家にぶつけることで

マスタベーションしたがる連中がうようよいる。

彼らはそれを「正義」だと思い込んでいる。

日本人は今、

「集団社会主義的思考」に陥っているかに見える。

自立した個人の集まった規則不要の国家こそ理想の社会である。

決して集団主義なんぞに負けてはいけない。