サラリーマンのポチは、11月に入ると年末調整に向かって
各保険会社等から「控除証明」の書類が送られてくる。
住宅ローンの年末残高証明書も、またしかり。
ただし、購入してから十年以上経ち、公庫から民間の銀行に借り換え
したので、こちらは控除の対象にはなりません。
M 銀行から送られてきた住宅ローンの残高証明書を見ていたポチ。
「年末の残高って○○(7桁で~す)円なの?」(ポチ) 「そうだヨ 」(タマ)
「(円高・株安で)損した額の方が多い! 夏前に完済してれば、今頃は・・」(ポチ)
確かに、月々のローンの返済が無ければ生活が楽になっていたはずだが・・
「仕方無いジャン!投資にタラ・レバは言っても無駄!」(意外と諦めの良い?タマ)
「全部、ブッシュが悪いんだ!ウチが損したのもアイツのせいダ!」(ポチ)
何でも人のせいにするポチには困ったものだが、今回だけはタマも賛同!
「本当にアタマにくるよネ!」(タマ)
ところで、M 銀行の残高証明の封筒にローンの案内が入っていた。
M 銀行で住宅ローンを借りていると、金利が優遇されるという事だ。
ポチは、それを見て「これを借りると住宅ローンの金利が0.5%下がるの?」
「違うヨ!」(タマ)
「これで、お金を借りてローンを返済すれば良いの?」(ポチ)
「何言ってるんダ!住宅ローンより高い金利で、お金借りてどうする」(タマ)
「・・、じゃあ、何でこんな紛らわしいモノ送ってくるの?」(ポチ)
「銀行は金貸して商売してるんだヨ!その案内は消費者金融と同じだヨ!」(タマ)
「だって、貸し渋りとか問題になっているのに?・・」(ポチ)
ポチの日本語の理解力には、前から不安を感じていたのであるが・・
「私に黙って、お金借りちゃ絶対ダメだからネ!」(タマ)