クワカミキリ。
背中に、葉っぱとか乗っかっちゃってますが(笑)
別名:ビワムシ、クワノミドリカミキリ
分類:コウチュウ目カミキリムシ科フトカミキリ亜科
体長:32~45mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~低山地
成虫の見られる時期:5月中旬~9月(茨城県5月中旬~8月)
幼虫で冬越し(非休眠)
エサ:成虫・・・クワ、イチジク、ケヤキ、ポプラ、ビワ、ブナ、カエデ、ドウダンツツジ、エノキ、リンゴ、ニセアカシア、ヤナギ類、ミカン類、クルミ類などの若枝の樹皮
幼虫・・・クワ、ヤマグワ、イチジク、ケヤキ、フジなどの幹・太い枝に穿孔する
その他:体色は灰黄褐色で、ビロード状の微毛に覆われる。
上翅基部には黒色の顆粒がある。
触角はゴマダラ模様。
♂は♀より体が細く、一回り小さく、触角が長い。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、桑畑、公園などで見られる。
養蚕の衰退により著しく個体数が減っている。
比較的明るい環境を好み、昼行性だが、夜間に灯火にも飛来する。
成虫は羽化後、後食して性的に成熟し、交尾・産卵する。
♀は、樹皮を幅10mm、長さ15mm程度のU字型に噛み切り、産卵管を突き立て、1~数個を産卵する。
産卵後、粘着液を出しながら、尾端で樹皮面を押さえる。
一連の行程に約40分かかる。
産卵は、ケヤキ林では、特に高さ1.6~2.0mの高さ、枝径16~20mmに集中する。
孵化した幼虫は、材部を下に向かって穿孔する。
坑道内の所々に排糞孔を空け、木屑や糞のほとんどを排出する。
排糞孔の大きさは、若齢で1.5mm、終齢で3mm程度。
排糞孔は、樹液の排出にも役立ち、幼虫がおぼれるのを防ぐ。
幼虫から成虫になるのに2~3年かかるが、二年目の生存率はわずか4%程度。
終齢幼虫の体長は約60~70mm。
春に最後の排糞孔に接して蛹室を作る。
羽化成虫は排糞孔を円形に広げて脱出する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
日本列島の甲虫全種目録
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
岐阜県森林研究所
こんちゅう探偵団
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
背中に、葉っぱとか乗っかっちゃってますが(笑)
別名:ビワムシ、クワノミドリカミキリ
分類:コウチュウ目カミキリムシ科フトカミキリ亜科
体長:32~45mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~低山地
成虫の見られる時期:5月中旬~9月(茨城県5月中旬~8月)
幼虫で冬越し(非休眠)
エサ:成虫・・・クワ、イチジク、ケヤキ、ポプラ、ビワ、ブナ、カエデ、ドウダンツツジ、エノキ、リンゴ、ニセアカシア、ヤナギ類、ミカン類、クルミ類などの若枝の樹皮
幼虫・・・クワ、ヤマグワ、イチジク、ケヤキ、フジなどの幹・太い枝に穿孔する
その他:体色は灰黄褐色で、ビロード状の微毛に覆われる。
上翅基部には黒色の顆粒がある。
触角はゴマダラ模様。
♂は♀より体が細く、一回り小さく、触角が長い。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、桑畑、公園などで見られる。
養蚕の衰退により著しく個体数が減っている。
比較的明るい環境を好み、昼行性だが、夜間に灯火にも飛来する。
成虫は羽化後、後食して性的に成熟し、交尾・産卵する。
♀は、樹皮を幅10mm、長さ15mm程度のU字型に噛み切り、産卵管を突き立て、1~数個を産卵する。
産卵後、粘着液を出しながら、尾端で樹皮面を押さえる。
一連の行程に約40分かかる。
産卵は、ケヤキ林では、特に高さ1.6~2.0mの高さ、枝径16~20mmに集中する。
孵化した幼虫は、材部を下に向かって穿孔する。
坑道内の所々に排糞孔を空け、木屑や糞のほとんどを排出する。
排糞孔の大きさは、若齢で1.5mm、終齢で3mm程度。
排糞孔は、樹液の排出にも役立ち、幼虫がおぼれるのを防ぐ。
幼虫から成虫になるのに2~3年かかるが、二年目の生存率はわずか4%程度。
終齢幼虫の体長は約60~70mm。
春に最後の排糞孔に接して蛹室を作る。
羽化成虫は排糞孔を円形に広げて脱出する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
日本列島の甲虫全種目録
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