KONASUKEの部屋

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コガタヒメサビキコリ230516

2023年05月18日 | コウチュウ目
コガタヒメサビキコリ。
小型のサビキコリです。
似た種にヒメサビキコリがおり、同定間違いの可能性があります。

RDB:
絶滅危惧Ⅱ類:徳島県
要注目種:京都府
分類:
コウチュウ目コメツキムシ科
体長:
6~9mm
分布:
本州(関東以西、北限は新潟県~栃木県付近)、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
3~10月
成虫で冬越し
エサ:
成虫・・・捕食性だが詳細不明
幼虫・・・?
その他:
体は扁平で幅広。
体色は黒褐色で、褐色淡鱗毛を生やすが目立たない。
地域によって体形や体色に変化が見られる。
関東地方の低地や海浜近くのものは暗褐色を呈し、伊豆大島は栗色。
「京都府レッドデータ2015」には、「触角・前胸背後角・肢部は多少とも赤褐色が普通で、稀に全身が赤褐色の個体もある。一般にヒメサビキコリ(8.0~11.0mm)より小型で赤褐色部が多く、体表の点刻が常に大型の円形で、極めて密。」とある。
前胸背板はやや強く膨隆する。
側縁部は後半で明瞭に狭まらない。
(ヒメサビキコリはわずかに膨隆、両側は中央前部で弱く弧状、前・後方に徐々に狭まる。)
下翅は完全で、飛翔可能。
夜行性。
灯火に飛来することもある。
平地の水分を含む土質を好む。
河川敷の水際から遠い石や堆積物の下で見られる。
河川敷が人工化されていくと、生息環境が悪化する可能性がある。
参考:
原色日本甲虫図鑑(Ⅲ)(保育社)
虫ナビ
京都府
コメツキムシの部屋
日本のレッドデータ検索システム
東京23区内の虫2
東京昆虫館
春夏秋冬の昆虫写真館
どっこい生きてる

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