KONASUKEの部屋

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カタアカチュウレンジ220425

2022年10月18日 | ハチ目
カタアカチュウレンジ。

触角は典型的なミフシハバチ科のそれです。
触角第3節が3節しかなく、第3節が発達して、こういう形になります。

チュウレンジバチとニホンチュウレンジバチは胸が黒いので除外。
アカスジチュウレンジバチは、小楯板が橙黄色なので除外。

ニレチュウレンジは、通常、胸が橙黄色なんですが、時に胸の中央に縦の黒条が現われることがあるようなので、可能性を完全に排除することはできません。
でもまぁ、普通に考えて、カタアカチュウレンジの方かな? と。
( ̄▽ ̄;)

カタアカチュウレンジの「カタアカ」の範囲には、相当変異があるようです。
肩がチラッと赤いものから、赤がほとんど胸を埋め尽くし、胸の中央に黒条が残る程度まで。
この個体は、後者ではないか、と。

①触角は第3節が発達する
②胸に赤色部がある。
③小楯板は黒色
④脚は黒色

分類:
ハチ目広腰亜目ハバチ上科ミフシハバチ科ミフシハバチ亜科チュウレンジハバチ属
体長:
8~12mm
分布:
本州、四国、九州
近畿地方では主に山地で見られる
成虫の見られる時期:
4月~6月(近畿地方)
越冬形態?
エサ:
成虫・・・?
幼虫・・・ナワシロイチゴ、ニガイチゴ
その他:
胸部が赤く、他は濃い藍色の輝きを持つ。
胸部は全体黒色で肩部のみ赤色のものから、全体赤色で中央のみ黒色縦条があるものまで、変異がある。
小楯板、脚は黒色。
(アカスジチュウレンジは小楯板が橙黄色。)
3r-m脈は屈曲している。
普通種?
生活史はほとんど分かっていない。
参考:
岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
ishida式
廊下のむし探険
しろかね図鑑
Kazuの昆虫写真日記
馬見丘陵公園の昆虫
Kosukeの昆虫記
てんとう虫の歳時記
山はいいなあ
演習林の広腰亜目(愛媛大学米野々演習林の昆虫相に関する調査資料、その8)


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