コムラサキの終齢幼虫と思われます。
体長は約40mm。
こちらは4/16に見つけて、記事にもアップした別個体。
今回の個体より、若干、小さいようです。
冒頭の終齢幼虫と一緒にいた別個体。
角を除くと、20mmに満たないと思われます。
4/24には、驚くほど大きく成長していました。
恐らく、1回脱皮したのでしょう。
終齢幼虫と遜色ないほどです。
大きくなった体に合う、台座となる葉を探して、移動していたのかも知れません。
分類:チョウ目タテハチョウ科コムラサキ亜科
翅を広げた長さ:55~70mm
前翅の長さ:約30~42mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:5~10月(平地年3化~4化、山地年2化、寒冷地年1化7~8月)
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・ヤナギ類、コナラ、クヌギ、ニレなどの樹液、獣糞
※訪花性は弱い(ヘチマ、リョウブで記録あり。)
幼虫・・・コゴメヤナギ、オノエヤナギ、バッコヤナギ、シダレヤナギ、ネコヤナギ、アカメヤナギ、オオバヤナギ、カワヤナギ、タチヤナギ、マルバヤナギ、ジャヤナギ、イヌコリヤナギ、ドロノキ、ヤマナラシ、アメリカヤマナラシなどヤナギ科の葉
その他:翅表は、地色が茶褐色(コムラサキ型)のものと黒褐色(クロコムラサキ型)の2型がある。
(黒色型はクロコムラサキの別名があり、局地的に現れる。)
クロコムラサキ型はコムラサキ型に対して常染色体性劣勢のメンデル式遺伝をする。
従って、コムラサキ型のみでクロコムラサキ型を産しない地方はあるが、逆はない。
♂は紫の金属光沢をもち、♀にはない。
裏面の地色は橙褐色で、淡色の帯がある。
黒色型は中部東海地方、能登半島、九州南部などに多く、稀に褐色型が優占的な地域でも記録される。
ヤナギが生える山地や平地の河川や湿地でみられる。
♂は食樹の周りを敏捷に飛び、(新鮮な個体のみ?)地上で吸水もする。
日中は食樹の上を、あまり休息せずに飛び続け、羽化直後の♀を求める。
夕方(夏は16時頃~)には低いところに降りて、ナワバリを形成する。
食樹の葉表に、原則として一卵ずつ産付する。
幼虫は頭に一対、腹部第4節背面に一対の突起がある。
1年を通して見られる。
若齢幼虫は葉表の先端に台座を作り、基部を向いて静止する。
摂食の際、中脈を残す。
越冬直前の幼虫は緑葉上で摂食を中止して褐色化し(まれに緑色のまま)、幹に達して樹皮の裂け目や枝分かれした部分で越冬する(2~5齢)。
越冬位置は、温度変化の少ない北側に多い。
越冬後の幼虫は、摂食とともに次第に緑色に変わるとされるが、数日前から緑色に変化し始めるものも観察されている。
終齢幼虫(5~7齢)の体長は約38~40mm。
葉表にかなり大きな台座を作る。
食樹の葉裏中脈に吐糸して垂蛹となる。
形はゴマダラチョウに似て扁平で、葉の色に似ている。
学名は「知恵の、知恵の女神の」の意味で、愛と美の女神・アフロディーテの別名に基づく。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
検索入門チョウ①(保育社)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
板橋で見られる蝶
大阪市とその周辺の蝶
昆虫エクスプローラ
芋活.com
自然観察雑記帳
国土交通省北海道開発局
体長は約40mm。
こちらは4/16に見つけて、記事にもアップした別個体。
今回の個体より、若干、小さいようです。
冒頭の終齢幼虫と一緒にいた別個体。
角を除くと、20mmに満たないと思われます。
4/24には、驚くほど大きく成長していました。
恐らく、1回脱皮したのでしょう。
終齢幼虫と遜色ないほどです。
大きくなった体に合う、台座となる葉を探して、移動していたのかも知れません。
分類:チョウ目タテハチョウ科コムラサキ亜科
翅を広げた長さ:55~70mm
前翅の長さ:約30~42mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:5~10月(平地年3化~4化、山地年2化、寒冷地年1化7~8月)
幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・ヤナギ類、コナラ、クヌギ、ニレなどの樹液、獣糞
※訪花性は弱い(ヘチマ、リョウブで記録あり。)
幼虫・・・コゴメヤナギ、オノエヤナギ、バッコヤナギ、シダレヤナギ、ネコヤナギ、アカメヤナギ、オオバヤナギ、カワヤナギ、タチヤナギ、マルバヤナギ、ジャヤナギ、イヌコリヤナギ、ドロノキ、ヤマナラシ、アメリカヤマナラシなどヤナギ科の葉
その他:翅表は、地色が茶褐色(コムラサキ型)のものと黒褐色(クロコムラサキ型)の2型がある。
(黒色型はクロコムラサキの別名があり、局地的に現れる。)
クロコムラサキ型はコムラサキ型に対して常染色体性劣勢のメンデル式遺伝をする。
従って、コムラサキ型のみでクロコムラサキ型を産しない地方はあるが、逆はない。
♂は紫の金属光沢をもち、♀にはない。
裏面の地色は橙褐色で、淡色の帯がある。
黒色型は中部東海地方、能登半島、九州南部などに多く、稀に褐色型が優占的な地域でも記録される。
ヤナギが生える山地や平地の河川や湿地でみられる。
♂は食樹の周りを敏捷に飛び、(新鮮な個体のみ?)地上で吸水もする。
日中は食樹の上を、あまり休息せずに飛び続け、羽化直後の♀を求める。
夕方(夏は16時頃~)には低いところに降りて、ナワバリを形成する。
食樹の葉表に、原則として一卵ずつ産付する。
幼虫は頭に一対、腹部第4節背面に一対の突起がある。
1年を通して見られる。
若齢幼虫は葉表の先端に台座を作り、基部を向いて静止する。
摂食の際、中脈を残す。
越冬直前の幼虫は緑葉上で摂食を中止して褐色化し(まれに緑色のまま)、幹に達して樹皮の裂け目や枝分かれした部分で越冬する(2~5齢)。
越冬位置は、温度変化の少ない北側に多い。
越冬後の幼虫は、摂食とともに次第に緑色に変わるとされるが、数日前から緑色に変化し始めるものも観察されている。
終齢幼虫(5~7齢)の体長は約38~40mm。
葉表にかなり大きな台座を作る。
食樹の葉裏中脈に吐糸して垂蛹となる。
形はゴマダラチョウに似て扁平で、葉の色に似ている。
学名は「知恵の、知恵の女神の」の意味で、愛と美の女神・アフロディーテの別名に基づく。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
検索入門チョウ①(保育社)
原色日本昆虫生態図鑑Ⅲチョウ編(保育社)
板橋で見られる蝶
大阪市とその周辺の蝶
昆虫エクスプローラ
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