KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

フタボシツチカメムシ20190801

2019年08月01日 | カメムシ目
フタボシツチカメムシ。
フロントガラスに居たのを、フラッシュ焚いて撮ったので、ハレーション起こしちゃいました(´;ω;`)ウゥゥ
以前に似た種のミツボシツチカメムシを撮ってますが。
この種では小楯板は白くならず、「二星」になるワケですね。

ツチカメムシ類には、亜社会性が見られ、子育てをする種が知られていて、本種もそのひとつです。
卵は一斉に孵化しますが、その際、メスは体を振動させて、子ども達に孵化を促すそうです。
ぜひ、観察してみたいですねぇ。

分類:カメムシ目ツチカメムシ科ホシツチカメムシ亜科
体長:4~6mm
分布:本州、九州
   垂直分布?
成虫の見られる時期:?
          越冬形態?
エサ:成虫・・・オドリコソウ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザなどシソ科植物の汁
   幼虫・・・若齢:メスの産んだ栄養卵、成熟幼虫:?
その他:類似種のミツボシツチカメムシでは小楯板の先も白くなるが、本種では白くならない。
    ミツボシ~とともに、ホトケノザやオドリコソウで見られるが、本種の方が少ない。
    メスは地面の窪みなどで卵を護る、亜社会性が見られる。
    メスは卵塊を回転させ、温度が均一になるように調節する。
    メスは、成熟した胚からの化学物質や機械的振動を、触角・ふ節で感じ取ると、体を振動させて、一斉孵化を促す。
    一斉孵化を妨げる実験を行うと、幼虫の脱皮時に共食いの確率が上昇することが指摘されている。
    雌親は「栄養卵」を産み、孵化した幼虫の餌とする。
参考:むしコラ
   春夏秋冬の昆虫写真館
   わぴちゃんのメモ帳
   KAKEN
   鹿児島大学リポジトリ
   地球本舗 by Nikon


最新の画像もっと見る

コメントを投稿