KONASUKEの部屋

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タケカレハ

2015年09月25日 | チョウ目
タケカレハ。
枯れ葉に擬態する、カレハガの仲間。
まぁ、硝子戸の上じゃぁ、台無しだわな。
タケカレハの幼虫?
こっちは5月17日に撮影していたもの。

分類:チョウ目カレハガ科カレハガ亜科
翅を広げた長さ:40~52mm
前翅の長さ:♂約20mm、♀約27mm
分布:北海道、本州、四国、九州
   平地~山地
成虫の見られる時期:5~6月、9~10月(年2化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・食べない(口吻が退化)
   幼虫・・・タケ、ササ、ススキ、ヨシ、クマザサ
その他:茶褐色の体で尖った顔、前翅にハッキリとした二つの白紋がある。
    ♂の触角は羽毛状、♀は糸状。
    夜行性で灯火にも来る。
    樹林と林縁、湿地や水田の周辺、草原、公園などに棲む。
    食草とその周辺に数個~10数個程度の卵塊を産む。
    幼虫は中齢まで集合性を持ち、その後は単独行動。
    形態はヨシカレハに似ている。
    (ヨシカレハでは頭部のすぐ後ろに、青黒い毛束が二つある。)
    幼虫は黄褐色で、背面に茶褐色~暗褐色の斑紋列がある。
    全体に青みを帯びる個体もある。
    全身が細い毛で覆われ、頭部と尾端に黒色の毛束があり、毒を有する。
    刺されると痒みを伴う痛みがあり、治癒に5~7日ほどかかる。
    幼虫は7~8月、10~5月に見られる。
    体を丸めて身を護ることがある。
    食草周辺の下草などに隠れて越冬。
    終齢幼虫の体長は60~65mm。
    植物の茎や枝などに、紡錘形の繭を作る。
    繭にも毒針毛が付いている。
    成虫には毒針毛はない。
参考:学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
   みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
   かたつむりの自然観撮記ほか

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