KONASUKEの部屋

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クビワシャチホコ20210630

2021年08月06日 | チョウ目
クビワシャチホコ。

①胸部をぐるりと回る黒線と、それにつながる後縁の黒条
②翅脈上の白条は、ない個体もある

分類:
チョウ目シャチホコガ科ウチキシャチホコ亜科
翅を広げた長さ:
♂51~54mm
♀約56mm
※40~50mmとするサイトもある
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~6月、8~9月(年2化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・食べない
幼虫・・・カエデ、ツタモミジ、イロハモミジ、ヤマモミジ、イタヤカエデ、カジカエデなどムクロジ科の葉
その他:
前翅の地色は淡褐色で、基部から後縁沿いに黒色の縦帯がある。
それにつながって胸部をぐるりと回る黒線がある。
個体によっては、前翅外縁の後縁寄りの翅脈に白条がある。
横から見ると、胸部背が高く盛り上がる。
♂の触角はわずかに鋸歯状で毛束を生ずる。
♀は糸状。
一般に♀は♂より大型。
広葉樹を中心とする樹林と林縁、公園、寺社林などで見られる。
普通種だが、個体数はそれほど多くない。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
幼虫は6~10月頃に見られ、人家の庭にもいる。
全体に光沢があり、赤褐色の気門の下に、黄色の線が走っている。
背中は少し青白い。
刺激を受けると、頭を背中側に反らせて、赤い胸脚を見せる。
終齢幼虫の体長は約50mm。
林床の落ち葉下などで蛹化する。
参考:
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
芋活.com
渓舟の昆虫図鑑
自然観察雑記帳
蛾色灯。
北茨城周辺の生き物


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