KONASUKEの部屋

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ツヅレサセコオロギ♂(死骸)20200927

2020年12月05日 | バッタ目
ツヅレサセコオロギの♂。
ただし死んでます。
来年は生きている個体を撮りたいねぇ。

本州では、「ザ・コオロギ」というほどありふれた種。
・・・なのだが、まだアップしていなかったことが判明。
こっち方面がいかに手薄かが、如実に表れていますな(笑)
鳴く虫関係も、も少し強化しないとねぇ。

頭のカチューシャ状の白帯が、真ん中で細くなるのが特徴。

背中側から。

腹側から。

口の周辺。

分類:バッタ目コオロギ亜目コオロギ亜科コオロギ科
体長:12~22mm
分布:北海道(道央のみ)、本州(岩手・秋田以南)、四国、九州
   平地~丘陵
成虫の見られる時期:7月中旬~11月上旬(茨城県8月中旬~10月)

エサ:野菜くずや小昆虫の死骸などを食べ、やや肉食性
その他:丸みを帯びた中型で、本州では鳴く虫の代表種の一つ。
    単にコオロギとも呼ばれる。
    単眼は逆三角形に並び、体は淡褐色。
    複眼間の白色線は、中央で細くなる。
    後頭部に黄褐色条が6本ある。
    前胸背板や淡褐色の脚に、不規則な条や紋がある。
    前翅は腹端を超えない。
    後翅は長翅型・短翅型がある。
    ♀は成熟すると腹部が肥大し、翅からはみ出す。
    産卵管は真っ直ぐ。
    酷似する種にナツノツヅレサセコオロギ(やや光沢がある)がいるが、出現期は5~7月で、関東南部以西の主に太平洋側に多いようだ。
    鳴き声は「リー・リー・リー」や「リュー・リュー・リュー」と聞きなされ、大きめの声で力強く一定のリズムで連続して鳴く。
    ペアの♂は♀のそばで「ヂー ヂッヂー・・・」と静かな鳴き声で誘う。
    昼夜鳴くが、特に明け方は合唱する。
    長翅型は灯火にも来る。
    草地があれば、田畑や庭、市街地などで普通に見られる。
    植木鉢や石の下に穴を掘ったり、枯れた草の間などで暮らす。
    非常にナワバリ意識が強く、縄張りに侵入する♂と果敢に格闘する。
    この習性から、中国の闘蟋(とうしつ)では、ナツノツヅレサセコオロギとともに、主役を張る。
    冬が近づくと玄関まで侵入して鳴く。
    昔の人たちはその声を、「肩刺せ、裾刺せ、綴れ刺せ」と聞きなし、冬支度の繕い物を急いだという。
    北米大陸にも侵入している。
    土中に産卵する。
    卵は細長いゼリービーンズのようで、長さ2mmほど。
    2齢以降になると、横筋が目立つ。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
   ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   図鑑日本の鳴く虫(エムピージェー)
   兵庫県立 人と自然の博物館
   昆虫エクスプローラ
   千葉の県立博物館
   UEDA Nature Sound
   虫の音WORLD
   おおきくなあれ|大日本図書
   コトバンク
   Wikipedhia


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