KONASUKEの部屋

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ノシメマダラメイガ(ノシメコクガ)20191014

2019年10月15日 | チョウ目
ノシメマダラメイガ。
別名、ノシメコクガ。
世界中で見られる貯蔵穀類などの害虫。

前翅の付け根側半分は淡い黄色、先半分は茶褐色。
茶褐色部分には銀色の条紋がある。

別名:ノシメコクガ、マメマダラメイガ
分類:チョウ目メイガ科マダラメイガ亜科
前翅の長さ:6~8mm
翅を広げた長さ:11~18mm
分布:全国
   垂直分布?
成虫の見られる時期:4~10月(冷涼地年2化、温暖地年4~5化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・食べない
   幼虫・・・米、麦、豆、菓子類などの貯蔵食品のほか、ドライフラワー、鳥や蜂の巣なども食べる。
その他:前翅は、付け根半分が淡い黄色、先半分が茶褐色。
    茶褐色部分には銀色の条紋が見られる。
    後翅は灰白色で半透明。
    世界中の人家内に見られる。
    和名は、模様が熨斗目(のしめ)に似ていることから。
    成虫は夜行性。
    成虫1頭あたり約200個の卵を、幼虫の餌の周辺に点々と産む。
    卵・幼虫は米の色に似ている。
    卵は楕円形で、長径が約0.4mm
    幼虫は体長約2mm~10mmで、糞は赤い。
    糸を吐いてエサを綴って摂食する。
    時に食品のパッケージを食い破って侵入する。
    長さ約12mmの半透明の繭を形成し、蛹化する。
    蛹は茶色で、体長約7mm
    卵・幼虫・蛹・成虫の期間はそれぞれ
    卵 ・・・約5日
    幼虫・・・約22~45日
    蛹 ・・・約7日
    成虫・・・約14日
    高温多湿を好み、卵~羽化の期間が短縮され、繁殖も活発になる。
    成虫の鱗粉、幼虫の糞には、アレルギー性が認められる。
    トウガラシ、ニンニク、ワサビなどの匂いを嫌うため、予防に効果がある。
参考:昆虫エクスプローラ
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