ヨトウガ。
悪名高き、畑の害虫。
まぁ、本人(蛾)は、好きなものを好きなように食べてるだけ。
「害虫」なんて、しょせんは人間様の都合でしかありません。
分類:チョウ目ヤガ科ヨトウガ亜科
翅を広げた長さ:39~49mm
前翅の長さ:22~24mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:4~5月、7~10月(年2~3化)
蛹で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜
幼虫・・・トウモロコシ、ジャガイモなどの害虫として有名。
タデ科、マメ科、アブラナ科、ナス科、キク科、ウリ科、セリ科、ヒルガオ科、アカザ科、アサ科、アマ科、アオイ科、ケシ科、シソ科、バラ科、イネ科など45科107種と広食性。
その他:褐色の地色で、樹木に止まると保護色となる。
類似種が多い。
前脚脛節端部に一本の爪を有する。
平地の耕地周辺で普通に見られる。
成虫は夜行性で灯火にも来る。
成虫の寿命は数日。
高温少雨が続くと産卵活動が活発になる。
卵は少しつぶれた球形で、縦隆条があり、タテハチョウ類の卵に似る。
鱗粉で覆われない。
(ハスモンヨトウでは成虫の鱗粉に覆われる。)
葉裏に数十~数百個の卵塊で産付される。
そのため、畑での被害は、圃場の特定の部分に集中するという。
一週間程度で孵化する。
幼虫は3齢頃まで集団で摂食し、次第に分散する。
幼虫はヨトウムシ(夜盗虫)と呼ばれ、昼は土中に潜み、夜、食草を食べる。
ただし、成熟前の幼虫は、日陰や曇天でも活動する。
ヨトウムシの親なのでヨトウガ。
幼虫の体色は暗い褐色から淡い緑色まで様々。
若齢時は透き通るような緑色。
終齢に近づくほど黒味を帯びる。
また、体色は発生密度により異なり、低密度(緑色)~高密度(黒褐色)まで変異するという。
頭部・胸脚は茶色で、体背面にハの字模様がある。
(ハスモンヨトウの幼虫では、第8腹節背面に大きな黒紋がある。
また、頭部の後ろに黒い二つの斑紋がある。)
終齢幼虫(6齢)の体長は約40mm。
大発生時に、圃場近くの雑草が一度に大量に刈り取られたり、隣の圃場が収穫されたりした後に、集団で移動して作物に被害をもたらすことがある。
納豆菌に弱く、納豆を水でよく溶いて散布すると、納豆菌が幼虫の体内に侵入し、殺してしまうという情報もある。
土中で蛹化する。
一般的に蛹で夏眠するが、地域によって非休眠の個体が発生する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
病害虫・雑草の情報基地
おおきくなあれ|大日本図書
あいち病害虫情報
害虫と病気の話
長野農業関係試験場
暮らしーの
悪名高き、畑の害虫。
まぁ、本人(蛾)は、好きなものを好きなように食べてるだけ。
「害虫」なんて、しょせんは人間様の都合でしかありません。
分類:チョウ目ヤガ科ヨトウガ亜科
翅を広げた長さ:39~49mm
前翅の長さ:22~24mm
分布:北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:4~5月、7~10月(年2~3化)
蛹で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜
幼虫・・・トウモロコシ、ジャガイモなどの害虫として有名。
タデ科、マメ科、アブラナ科、ナス科、キク科、ウリ科、セリ科、ヒルガオ科、アカザ科、アサ科、アマ科、アオイ科、ケシ科、シソ科、バラ科、イネ科など45科107種と広食性。
その他:褐色の地色で、樹木に止まると保護色となる。
類似種が多い。
前脚脛節端部に一本の爪を有する。
平地の耕地周辺で普通に見られる。
成虫は夜行性で灯火にも来る。
成虫の寿命は数日。
高温少雨が続くと産卵活動が活発になる。
卵は少しつぶれた球形で、縦隆条があり、タテハチョウ類の卵に似る。
鱗粉で覆われない。
(ハスモンヨトウでは成虫の鱗粉に覆われる。)
葉裏に数十~数百個の卵塊で産付される。
そのため、畑での被害は、圃場の特定の部分に集中するという。
一週間程度で孵化する。
幼虫は3齢頃まで集団で摂食し、次第に分散する。
幼虫はヨトウムシ(夜盗虫)と呼ばれ、昼は土中に潜み、夜、食草を食べる。
ただし、成熟前の幼虫は、日陰や曇天でも活動する。
ヨトウムシの親なのでヨトウガ。
幼虫の体色は暗い褐色から淡い緑色まで様々。
若齢時は透き通るような緑色。
終齢に近づくほど黒味を帯びる。
また、体色は発生密度により異なり、低密度(緑色)~高密度(黒褐色)まで変異するという。
頭部・胸脚は茶色で、体背面にハの字模様がある。
(ハスモンヨトウの幼虫では、第8腹節背面に大きな黒紋がある。
また、頭部の後ろに黒い二つの斑紋がある。)
終齢幼虫(6齢)の体長は約40mm。
大発生時に、圃場近くの雑草が一度に大量に刈り取られたり、隣の圃場が収穫されたりした後に、集団で移動して作物に被害をもたらすことがある。
納豆菌に弱く、納豆を水でよく溶いて散布すると、納豆菌が幼虫の体内に侵入し、殺してしまうという情報もある。
土中で蛹化する。
一般的に蛹で夏眠するが、地域によって非休眠の個体が発生する。
参考:茨城の昆虫生態図鑑(メイツ出版)
ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
学研の図鑑LIVEPOCKET幼虫(学研プラス)
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みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
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長野農業関係試験場
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