梅雨入りしているのだが前日の天気予報で前線が南下したとのことで曇りの予報に変わった。
永らく調子を崩した風邪もすっかり抜けたので前から登って見たかった稲村ヶ岳を目指すことにして4時40分に自宅を出発。
ひたすら309号線を走り6時過ぎに登山口となる洞川温泉付近の母公堂の駐車場が空いていたので停めて支度をする。
高曇りの下6時20分に母公堂を出発して林道を詰めていく。
大峰大橋の駐車場では今日だけなのかいつものことなのか初めてで判らないが護摩供養が供されていた。
舗装された林道を終点まで歩くこと約50分、やっと登山口に着く。
この季節の悩ましいことの一つに今までも随分虫が飛び交っていたがこの先谷筋歩きはもっと多くなりそうなので頭にはタオルを巻いて手袋をし肌の露出を避けて気休めだがハッカ水の希釈したスプレーをかける。
レンゲ谷の水量はさほど多くなく道標もあちこちにありルートも迷うことなく歩くことが出来る。
ここの渓谷風景は自然が織りなす大きな岩が重なっていたり綺麗な水の流れが素晴らしく来て良かったと思わせてくれる。
何度か渡渉して谷から高度を上げてトラバースしていく。
登山道に入ってから1時間半ほど登るとブナも見てとれ植生が変わって来て景観が変わってくる。
やがてバイケイソウが見え始めると前方上の空が抜けて見え出し稜線に近づいたことが判り元気が出てくる。
曇天の下、さぞ紅葉の時期綺麗であろうモミジの木が目立つ辺り、後ろの展望も開けてきて地図を見てみるが遠く霞んで見える山は大天井ヶ岳?か定かではない。
汗を絞られながら我慢して稜線まで登りつめるとそこが女人結界門のあるレンゲ辻に8時50分到着。
しばらく休憩してから稲村小屋目指して出発する。
途中通過にはクサリがあるものの慎重を要する所を通過していく。
時折シャクナゲの綺麗な花やサラサドウダンの花が彩りを添えていて楽しませてくれた。
高低差があまり無くて歩き易い道をしばらく辿ると左手に今日の目指す山、尖がった大日山と対照的になだらかに見える稲村ヶ岳を望むことが出来た。
そこから樹林帯を巡って行くとやがて稲村小屋が見えて来て9時40分に到着した。
小屋の主人に挨拶をして外のベンチでザックを下ろして水分補給する。
この辺りから雲行きが怪しくなり今にも雨が落ちてきてもおかしくない空模様になってくる。
時間も早いししばらく様子を見ようかとも思ったがまだ雨も降っていないことだし稲村ヶ岳を目指す。
すると前方から下山してくる二人がいて、見ると金剛山の石ブテ西谷や東谷、丸滝谷を一緒に登ったAさんが素敵な女性とおられた。
お互いびっくりだったが宝剣のある所を教えて頂き、再開を約束して別れる。
大日のキレットはガスが巻いていて高度感が無く却って良かったようなわるかったような。
この辺りでもシャクナゲが綺麗に咲いていて楽しませてくれる。
山頂に行くまでにどうやら宝剣のある場所と目星をつけた所を登って行くがそれらしきものが無く仕方なく元に戻って山頂を目指す。
やがて展望テラスが見えてきて階段を上がると稲村ヶ岳の山頂に到着した。
山頂には40代位と思われる人が一人いたので挨拶をして話をすると今朝吹田から洞川温泉に車を停めて同じ時間帯から山上が岳に登ってきたとのことで若い人との差を感じる。
小屋を出発した頃よりは少し明るくなっているが遠望は利かない。
お互い写真を撮り合って山頂を後にして宝剣と大日山を目指すことにする。
宝剣は多分先程登った所に違いないと思いもう一度行くがやはり無くて次回来た時の宿題にする。
大日のキレットでザックをデポし空身で大日山に取りつく。
通過に慎重を要するが随所にクサリもあり、やがて大日山の山頂に到着する。
ここでも相変わらずガスが巻いていて眺望は無かった。
この山頂でもサラサドウダンやシャクナゲ、そしてコイワカガミも見ることが出来た。
しばらく佇んでから往路を戻り、デポしたザックを回収し稲村小屋に11時半戻った。
お腹も空いて来たしザックを軽くしたいので昼食を摂ることにして持ち上げたお湯でカレーメシとゆで卵を食べ、コーヒーを飲んで寛いだ。
カレーメシはやはりこのビーフ味が一番美味しいように思う。
休憩後下山に向けて支度をして12時に洞川に向けて出発する。
山上辻直下は崩壊した所もあり慎重に通過する。
クサリ場の長めのトラバースに取りついた時に前方で登りの登山者が待っていたので速やかに通過しようと思い、手前の鉄杭を持ち体重を預けよとした所、鉄杭がグラグラで危うくバランスを崩しそうになる。
良く言われることだが残置ロープやクサリ、鉄杭には充分注意しなければと思った。
崩壊した上部を通過すると気持ちの良い樹林帯を巡る。
やがて植林帯に入ると有名な?マンモスが現れる。
マンモスの上部は周りと変わらない木になっていたのが何やら可笑しかった。
なだらかな道を下って行くとマンモス化?しそうなヒメシャラも現れる。
法力峠で水分補給しなだらかでなかなか標高を下げることが出来なったが2時前に母公堂に下山することが出来た。
母公堂ではコーヒーとクッキーを頂いて管理人としばらく話をする。
車に乗り込み立ち寄り湯の洞川温泉に行き、汗と疲れを癒してから2座を登った一粒で二度美味しかった山行を終えて洞川を後にして富田林に帰った。
永らく調子を崩した風邪もすっかり抜けたので前から登って見たかった稲村ヶ岳を目指すことにして4時40分に自宅を出発。
ひたすら309号線を走り6時過ぎに登山口となる洞川温泉付近の母公堂の駐車場が空いていたので停めて支度をする。
高曇りの下6時20分に母公堂を出発して林道を詰めていく。
大峰大橋の駐車場では今日だけなのかいつものことなのか初めてで判らないが護摩供養が供されていた。
舗装された林道を終点まで歩くこと約50分、やっと登山口に着く。
この季節の悩ましいことの一つに今までも随分虫が飛び交っていたがこの先谷筋歩きはもっと多くなりそうなので頭にはタオルを巻いて手袋をし肌の露出を避けて気休めだがハッカ水の希釈したスプレーをかける。
レンゲ谷の水量はさほど多くなく道標もあちこちにありルートも迷うことなく歩くことが出来る。
ここの渓谷風景は自然が織りなす大きな岩が重なっていたり綺麗な水の流れが素晴らしく来て良かったと思わせてくれる。
何度か渡渉して谷から高度を上げてトラバースしていく。
登山道に入ってから1時間半ほど登るとブナも見てとれ植生が変わって来て景観が変わってくる。
やがてバイケイソウが見え始めると前方上の空が抜けて見え出し稜線に近づいたことが判り元気が出てくる。
曇天の下、さぞ紅葉の時期綺麗であろうモミジの木が目立つ辺り、後ろの展望も開けてきて地図を見てみるが遠く霞んで見える山は大天井ヶ岳?か定かではない。
汗を絞られながら我慢して稜線まで登りつめるとそこが女人結界門のあるレンゲ辻に8時50分到着。
しばらく休憩してから稲村小屋目指して出発する。
途中通過にはクサリがあるものの慎重を要する所を通過していく。
時折シャクナゲの綺麗な花やサラサドウダンの花が彩りを添えていて楽しませてくれた。
高低差があまり無くて歩き易い道をしばらく辿ると左手に今日の目指す山、尖がった大日山と対照的になだらかに見える稲村ヶ岳を望むことが出来た。
そこから樹林帯を巡って行くとやがて稲村小屋が見えて来て9時40分に到着した。
小屋の主人に挨拶をして外のベンチでザックを下ろして水分補給する。
この辺りから雲行きが怪しくなり今にも雨が落ちてきてもおかしくない空模様になってくる。
時間も早いししばらく様子を見ようかとも思ったがまだ雨も降っていないことだし稲村ヶ岳を目指す。
すると前方から下山してくる二人がいて、見ると金剛山の石ブテ西谷や東谷、丸滝谷を一緒に登ったAさんが素敵な女性とおられた。
お互いびっくりだったが宝剣のある所を教えて頂き、再開を約束して別れる。
大日のキレットはガスが巻いていて高度感が無く却って良かったようなわるかったような。
この辺りでもシャクナゲが綺麗に咲いていて楽しませてくれる。
山頂に行くまでにどうやら宝剣のある場所と目星をつけた所を登って行くがそれらしきものが無く仕方なく元に戻って山頂を目指す。
やがて展望テラスが見えてきて階段を上がると稲村ヶ岳の山頂に到着した。
山頂には40代位と思われる人が一人いたので挨拶をして話をすると今朝吹田から洞川温泉に車を停めて同じ時間帯から山上が岳に登ってきたとのことで若い人との差を感じる。
小屋を出発した頃よりは少し明るくなっているが遠望は利かない。
お互い写真を撮り合って山頂を後にして宝剣と大日山を目指すことにする。
宝剣は多分先程登った所に違いないと思いもう一度行くがやはり無くて次回来た時の宿題にする。
大日のキレットでザックをデポし空身で大日山に取りつく。
通過に慎重を要するが随所にクサリもあり、やがて大日山の山頂に到着する。
ここでも相変わらずガスが巻いていて眺望は無かった。
この山頂でもサラサドウダンやシャクナゲ、そしてコイワカガミも見ることが出来た。
しばらく佇んでから往路を戻り、デポしたザックを回収し稲村小屋に11時半戻った。
お腹も空いて来たしザックを軽くしたいので昼食を摂ることにして持ち上げたお湯でカレーメシとゆで卵を食べ、コーヒーを飲んで寛いだ。
カレーメシはやはりこのビーフ味が一番美味しいように思う。
休憩後下山に向けて支度をして12時に洞川に向けて出発する。
山上辻直下は崩壊した所もあり慎重に通過する。
クサリ場の長めのトラバースに取りついた時に前方で登りの登山者が待っていたので速やかに通過しようと思い、手前の鉄杭を持ち体重を預けよとした所、鉄杭がグラグラで危うくバランスを崩しそうになる。
良く言われることだが残置ロープやクサリ、鉄杭には充分注意しなければと思った。
崩壊した上部を通過すると気持ちの良い樹林帯を巡る。
やがて植林帯に入ると有名な?マンモスが現れる。
マンモスの上部は周りと変わらない木になっていたのが何やら可笑しかった。
なだらかな道を下って行くとマンモス化?しそうなヒメシャラも現れる。
法力峠で水分補給しなだらかでなかなか標高を下げることが出来なったが2時前に母公堂に下山することが出来た。
母公堂ではコーヒーとクッキーを頂いて管理人としばらく話をする。
車に乗り込み立ち寄り湯の洞川温泉に行き、汗と疲れを癒してから2座を登った一粒で二度美味しかった山行を終えて洞川を後にして富田林に帰った。
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