一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2017.7.16 山上ヶ岳

2017年07月18日 | 大峰山脈
世間は3連休だがこちらはいつもの貴重な日曜日の休み、先々週辺りから計画を立てていた山上ヶ岳に登ろうと思い4時半過ぎに車を母公堂に向けて出発する。
早朝から多くの人が起き出して徘徊している洞川温泉街を抜けて6時丁度に2台の空きスペースのあった母公堂に到着。



支度をしてアミノバイタルを一包飲んで6時半に母公堂を後にして清浄大橋に向けて歩き出す。
天気が良さそうでこれから登る山上ヶ岳の稜線も見てとれる。



清浄大橋では多くの登拝者が説明を受けている脇を抜けて女人結界門に入る。
今日はテン泊トレーニングのつもりで13キロ超えのバックパックで登る。





母公堂から丁度1時間、一本松茶屋に到着したので荷を下ろして水分補給をする。
重いバックパックのせいもあり汗を随分絞られる。



茶屋から30分ほど登った所斜面右手に画像では判り辛いが、大岩があり窪んだ所には4,5人はビバーグできそうな場所があったが見えないがきっと祀られているのかなと思う。



大岩から15分ほど登った8時15分頃に多くの登拝者が休憩しているお助け水に到着。
この日は多くの登拝者の方達と行き会って何度「よう、お参り!」と交わしたか判らない。
もちろんこのルートは修験道で登山目的で来ているこちらが異端者となる。



冷たい水で顔を洗いタオルを濡らして一息つく。
休憩後、洞辻茶屋目指して登って下りてくる人の顔を見ると、以前の仕事でよくお会いしていて話をした方と5年ぶり位にバッタリ出会った。
毎年登られているとのことで挨拶をしてお互いの近況を聞いて別れた。



汗をポタポタ流しながらやがて稜線上になる泥辻茶屋に8時50分に到着し荷を下ろしてインスタントの吸い物を飲んで休憩する。



稜線上は涼しい風が吹き抜けていたので火照った身体には心地好い。
しばらく進み15分ほどで陀羅尼助茶屋を通過。
設置されてある屋内の温度計を見ると18℃で稜線でじっとしていると寒いくらいに感じた。



茶屋を抜けると二股になりここは油こぼし方面の左手に取りつく。



ほどなくして鐘掛岩に到着するが登拝者で大渋滞となっていた。





途中で入りますか?とお声掛けを頂いたが待っておられる方に失礼なので又の機会にして巻き道に行く。
一旦鞍部に向かうと目前に宿坊が見えて来る。



そこからわずかで西の覗岩に到着。



ガスがかかるものの天気が良いので遠くに洞川温泉の街並みを見ることが出来た。





もちろん怖いので岩稜の先端には行かず眺望を楽しむが鐘掛岩を登っていた人達が追いついて来たので後にする。
そして宿坊の合間を抜け大峰山寺本堂に10時20分到着し、そこからすぐのお花畑に移動する。



お花畑は青空も望めるが相変わらずガスが巻いていてなかなか先日登った稲村ヶ岳や大日山を望むことが出来なかった。







本堂の広場に戻り荷を下ろして山かけそばとオニギリを食べて休憩した。



さてお腹も満たされ下山するに辺りレンゲ辻は先日歩いたのと下りは避けたいと思い奥駈道を五番関まで行って母公堂に下るつもりにしていたが疲れがあって下山道を下ってピストンをする。
下山道では稲村ヶ岳と大日山を遠く眺めることが出来た。



途中ではコアジサイが綺麗に咲いていて疲れを癒してくれた。



下りも多くの修験者が登って来られ、4~5人ほどだと一人づつ挨拶するのが面倒なので二人毎や三人毎にして済ました。
長い道もやがて清浄大橋まで下り水場で顔を洗いほっと一息つく。



結構満員の駐車場を離れ母公堂に下り着く。



コーヒーとクッキーを頂き温泉で汗を流し、連休で渋滞する309号をFMを聴きながら富田林に帰った。
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