一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

2021.2.13 大洞山

2021年02月14日 | 大台ケ原・高見山・倶留尊山
この日の天気予報はおおむね晴れて平地では18℃まで気温が上がり4月頃の陽気になるとのこと。
それならば先月16日に三峰山に登った時に北方向に望めた大洞山と尼ヶ岳に登ろうと思い、ナビを倉骨峠付近(倉骨峠が判らなかった)のスカイランドおおぼらキャンプ場にセットして目指す。
スカイランドへ向かう途中で犬を散歩されている人がいたのでこのまま進んで行けば倉骨峠に行きますか?と尋ねるとはいとのことなのでそのまま行くがスカイランドの管理事務所を通り越して行けるところまで行くと通行止めのロープが張られている。
大洞山の東直下桔梗平辺りなのでスカイランドの待避地まで引き換えし車を駐車。
ここから倉骨峠を探すのが面倒なのと予定と違ったがここからでも2峰巡るのに問題は無いだろうと思う。
一台先に停まっていて京都から来てガスが出ているので出発を見合わせていたと言っておられた。
こちらは8時過ぎにガスが巻いている中、大洞山目指して登って行く。







駐車地からは標高差200mほどの大洞山雌岳に30分ちょいで到着。



方位盤があるがガスの中、その内晴れるだろうと思っていたがさっぱり視界が無い。





雄岳を目指して歩いていると雨が降りだして来た。
そんなん聞いてないなあと思いながらも傘を差すほどでもないのでウインドブレーカーだけを羽織る。
結構地面もぬかるんでいる所も多いのでついでにストックもセット。
腰にコルセットをしているがずるっと足を滑らせて腰に負担がかかるのは避けたいところだ。
雄岳には9時20分到着。
相変わらずガスが視界を覆っている。





山頂には富士と読み取れる石柱が添えてあった。
ここから富士山が見えるのかな?



すぐに倉骨峠を目指して北方向の尾根上を下って行く。
結構斜度があり、ぐずぐずの所も多々あったので足の置き場に注意しながら踏み跡を辿る。
途中でスマホのセットしたヤマレコを見てみると何かおかしい。
GPSが反映されていず雌岳辺りで止まったままになっている。
それなら仕方が無いので紙のヤマコー地図を見てみるが5万分の1なので詳細がつかみ辛い。



雄岳から倉骨峠まで40分のコースタイムだが40分を過ぎてまだまだ下りが続く。
10時を過ぎ、小腹も空いていたので一服することにしてサンドイッチとポットに淹れた紅茶で休憩する。
すると駐車地が一緒だった京都の人が来られ、そろそろ40分過ぎるのにまだですかねーと言いながら先へと行かれた。
続いて2人連れも通過していった。
雨は止んでいるもののガスも抜けないし、いっそのこと引き返して下山しようかとも思ったが気を取り直して先へと進む。
ヤマコー地図を見ると四ノ峰は過ぎているはずだが目印も無く(見つけることが出来なかったのか)尾根筋の踏み跡を忠実に下る。
やっとのことで10時半に林道に着地。



しかし、ここは倉骨峠では無かった。
ちょうど先行していた二人連れがいたので聞いてみるとこの林道の先が倉骨峠だとのこと。
スマホのGPSが活用できなければ不便だなあと思いながら林道を下って行く。
やがてもう一つの林道に合流。



11時前に着いたここが倉骨峠だった。





ここから尼ヶ岳は1時間ほどのコースタイムだが登ってまたここまで戻って来るのが億劫になってきて止めることにする。
ここからは東海自然歩道が駐車地の桔梗平付近まで通じているのでこの道で戻ることにする。
大洞山の山腹を巡るトラバース道でほぼ水平に歩くので楽な道だ。
但し、苔生した石畳みの道なので滑らないよう注意が必要だ。





やがてガスも切れ左手後方を見ると秀麗な尼ヶ岳も望めだした。



色んな所が苔に覆われてなかなか味わい深い道だなあと思う。







静かな中でヤマドリが続いて3羽が激しい羽音を立てて飛び立っていった時は一瞬イノシシでも出たんかなあとドキリとする。
随分歩いた所で左手が拓けた所にウッドテラスがあったので休憩することに。



尼ヶ岳からの右手に伸びる稜線の鞍部の向こうには薄っすらと青山高原?の風力発電塔が見えた。





ウッドテラスを後にしてしばらく歩く。



やがて出発時に見た標識の所に帰り着いた。
ここでも1羽雌のヤマドリが走り抜けていったが、一瞬で見失い写真に撮れなかった。
そして12時半に駐車地に到着。





ここは標高700mほどの所にあるので猛暑の頃にテン泊するのには持って来いやろうなあなどと思いながら支度をして後にする。
道の駅御杖に寄って温泉には入らず買い物をする。
道の駅から車を走らせて三峰山が見える辺りを通ったが、こちらの山の頂き辺りはいまだに雲に覆われていたのでこちらも眺望が無かったのだろうと思いながら帰る。
道の駅かつらぎで立ち寄り甘いイチゴを土産にして自宅に帰ったのだった。









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