一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

富士見高原ゴルフ場から西岳と編笠山周遊山行

2009年06月02日 | 南八ケ岳
この所週末の天気が二日続けて好天になりそうに無くこの土日の予報も土曜日は曇り、日曜日は終日雨の予報なので山小屋泊まりの山行は諦めて前日の夜に急遽八ケ岳の主だった山で未だ登っていない西岳に登ろうと思い、地図で確認し朝4時半に起き準備し出発する。
住んでいる佐久から登山口の富士見高原は丁度八ケ岳を半周する所に位置するのでたっぷり1時間半はかかる。
富士見高原ゴルフ場の玄関にいた女性に登山口を聞き、車をゴルフ練習場に移動して小雨降る中、出発準備をする。
出発する頃には雨も上がり登山口から雨に濡れて生き生きした草木の中を登っていくとやがて編笠山と西岳の分岐になる不動清水に到着。
冷たい水で手を洗い西岳の方へ進んで行く。
登山道は岩もほとんど無い緩やかな歩き易い道でひたすら高度を上げていく。
途中林道を3本越した辺りで時折青空が広がりだしその辺りから急な登りになってくるが辛抱強く登っていくと小広場に出、そこで少し休憩してから登り詰めるとタカネザクラが所々咲いて、ガスの合間に編笠岳や登山口になる富士見高原方面が時折見えた。
視界の開けるガレ地から又樹林帯に入り登り抜けるとそこが西岳の標識が立つ山頂に到着した。
西岳山頂からはガスの切れ間に青年小屋が見てとれ、編笠山も山頂はガスに隠れていたが新緑や残雪模様が確認出来た。
今日はここまでと思っていたが地図で確認すると青年小屋まで50分、そこから編笠山山頂は30分のコースタイムなので時間も早かったので休憩もそこそこにして周遊するコースを行くことにして青年小屋を目指して出発する。
西岳山頂を少し下った後は樹林の中を時折残雪の上を歩きながら進んで行くとやがて金命水、乙女の水と書かれた立札のある水場に到着。
ここの水は上にある権現小屋とは反対方向になるので飲めると判断して冷たい雪融け水を美味しく飲んだ。
そこから青年小屋はほんのすぐで小屋前の編笠山が目の前に広がるベンチに腰掛けて湯を沸かしカップ麺とオニギリを食べて休憩した。
食事後すぐに編笠山に取りかかることにして大きな岩ゴロを矢印通り登りやがて山頂直下の残雪の樹林帯を抜けると岩ゴロの編笠山の山頂に到着した。
山頂に5人ほどいて弁当を食べている人や写真を撮っている人がいたが、その後も観音平からのルートで登ってくる人達が来たので記念写真を撮ってから早々に下山することにして信濃境方面となっている大きな岩ゴロが重なっている長い道を慎重に下り、やがて樹林帯に入れてやっと岩ゴロから開放されて後はひたすら高度を下げる快適な樹林帯の中を下り続けていくと盃流しと呼ばれる場所に到着。
沢を渡った所で雨が降ってきたので傘を取り出し、リュックカバーをして林道を2本越えると不動清水手前の往路にやっと出た。
そこからゴルフ練習場まで傘を指しながらのんびり進み、やがて駐車地に到着した。
駐車地から5分ほどの鉢巻道路に出るまでにある八峯苑の鹿の湯温泉に行き、山行の汗と疲れを落として佐久に帰った。
佐久に戻ってからは市内で一番美味しいと思われるそばよしに行き、天ぷらが盛り沢山の天ざるを美味しく食べ充実した一日を終えた。
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