一人山行

長野県の山を中心に一人で山行した記録や感想や
その後大阪富田林に戻っての近郊の記録

カッコウが鳴く蓼科山

2009年05月27日 | 北八ケ岳
この時期南八ケ岳は樹林帯の日陰部分に根雪があり氷化していて嫌らしいのと残雪のある所は午後から雪が腐り潜って難儀しそうなので佐久側の麓からは残雪が確認出来るが南西から登る蓼科山ならほとんど雪も無いだろうと思って3月15日以来女ノ神茶屋に行くことにする。
途中蓼科牧場でトイレに寄り、ほどなくして女ノ神茶屋前の駐車地に到着する。
7台ほど先行の車が停まっていて準備後すぐに出発するが朝から良い天気でカッコウやウグイスのさえずりが森の中で響き渡っていた。
この女ノ神茶屋登山口から登る道が好きでここ最近はほとんど登っていてこの冬場は毎月のように登っているが冬場と違って岩やガレがむき出しになっている道は季節により変化があって登る楽しさがこの登山道にはある。
マイペースで何人か抜いていき、やがて視界が開ける中間と思われる2120m付近に来て南八ケ岳の山々や後に甲斐駒ヶ岳が目立つ南アルプスの山群が見てとれだした。
2120m付近から一旦水平道となり、やがて胸突き八丁の直登に取り付いて辛抱強く登り詰めて行くと森林限界を超えて岩が積み重なった山頂付近に着き、そこから一気に山頂まで登る。
山頂は霞みがかっていたが360度大展望の景色が見ることが出来た。
佐久側は生憎雲海になっていたが雲海の上に浅間山がどっしりとその存在感を示していた。
別の単独行の人と記念写真を撮りあいした後、祠に進みそして西側にある表示盤の所に行くと眼下に茅野市の街並や白樺湖の向こうにレーダードームのある車山、そしてその右手に美ヶ原、その奥には後立山の峰々が確認出来、この眺望を楽しんだ。
そこから今まで行ったことのなかった北斜面側に移動し女神湖が見てとれる場所に腰を落ち着けてカップ麺とオニギリを食べた。
その場所からは眼下に女神湖そばの通ってきた国道や蓼科牧場がよく見え、御泉水自然園のある七合目登山口も確認出来た。
のんびりと北側の眺望を楽しんだ後、山頂標識のあるところに戻り今度は南側の赤岳や硫黄岳のよく見える場所でしばし楽しんでから11時になったので下山することにした。
山頂直下の下りは急な下りだが足元の岩が乾いているので滑ること無く快適に高度を下げ途中一度休憩を入れてから女ノ神茶屋の立つ登山口に下山した。
帰路、蓼科牧場の観光事務所に寄って聞いたがタクシーを呼んでもらえるということなので次回女ノ神茶屋から蓼科山に登った時には往路を下らずに将軍平に降りて御泉水自然園の七合目登山口に下山しようと思う。
この方面に来れば何時も立ち寄る立科町の権現の湯に行き、空腹になっていたので先に500円のカレーライスを食べ後でゆっくり湯に浸かって疲れを落として帰った。
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