モレスキンノートを買おうと思う。
モレスキンノートを手に入れて、自分のことを自分のために、自分流に記録しようと思う。
シニアは、果実で言えば、「成熟後期」を通り過ぎて、「追熟」(ついじゅく)或いは「後熟」(こうじゅく)の時代なのかもしれない。
語りたいことは山ほどある。
秘密にしたいことも山ほどある。
どうしても書き留めておきたいことも山ほどある。
だから、モレスキンノートを買おうと思う。
モレスキンノートの存在や、モレスキンノートの精神を知ったのは、ある本に出会った時。
「モレスキン〜人生を入れる61の使い方」(ダイヤモンド社)
其処には、《モレスキンノートとは何か?》に始まり
「モレスキンと記録」
「モレスキンと日常」
「モレスキンと旅」
「モレスキンと私」
「モレスキンとアート」
「モレスキンと人生」という重厚で上等な章がある。
まるで、私の推奨する自分史のようだ。
さて、次の休日には都会に行ってモレスキンノートの実物を手に取ってみようかな。
勿論、インターネット上には、すぐにでも配達される通販もあるけど。
でも、実物に出会って、触ってあれこれ考えて、過去や現在や未来を、紙の上にどのように書き込んで(描き込んで)いくかを考えるのも至福の時かもしれない。
言葉は思想だから
何かを考え続けていないと出てこない
何かを考え続けていないと出てこない
言葉は日々の暮らしだから
丁寧に暮らしていないと
生活の言葉が出てこない
言葉はあなた自身だから
あなたが話さないと
あなたの言葉が出てこない
言葉はいのちだから
いのちを大事にしないと
いのちの言葉が出てこない
(くろほとき)