人は精神から老いていく。 ねえ、何歳から老人というんだろう。新しいシニアを目指して素敵に老いる力を

新しいシニアを目指して素敵に老いる。高齢社会というけれど、高齢者が何を考えているかわかりますか?老いる力と幸せを考える

死ぬまで自立

2019-09-17 06:10:00 | 高齢文化 高齢者の学び シニアライフ





厚生労働省の発表によると、昨年の日本人の平均寿命は

男性81.25歳、女性は87.32歳で過去最高を更新した。

総人口に占める高齢者人口の割合は28.1%となった。(前年は、27.7%)

いろんな意味ですごいことだ。

「いろんな意味で」という表現の中には

肯定的なことばかりではなく、否定的なことも多々含まれている。

時代は「人生100年」だという。

しかし一方で

「長生きはしなくていい」と、長生きを否定的にとらえる人が増えているのも事実なのだ。


その理由は

平均寿命と健康寿命の差

介護問題

年金問題、経済的な苦しさ

社会的孤立などなど、悪いこと尽くめ。


例えば、健康寿命と平均寿命の差。

2013年時点の健康寿命と平均寿命の差は

男性は9.02年、女性は12.04年。

長生きをしても10年前後は自立した生活ができず

病気や介護で不健康な毎日を送っていることになる。

「元気でいられるのなら長く生きてもいい」

そうでなければ、「長生きは地獄」

ああ、大変な時代。

(後日この問題は、掘り下げて考えてみたい)






意識を自分のからだに持っていこう


朝起きる。

コップ一杯の水を飲む。

そして、からだのあちこちを擦ってから真向法。

強張っているからだが解れてくるのが実感できる。

からだが解れるという感覚は

からだを伸ばしたときのツッパリ感

捻ったときの痛さや心地よさ

反り返ったときの気持ちの集中など

からだを通した意識の感覚。


折あるごとに、努めて意識を自分のからだに持っていくこと


それが、からだをつくり、心をつくるためには必須なのだ。


からだにいいことをすこしずつ習慣化したい。


自分に合うかもしれないという動きや方法は

煎じ薬を飲むように少しずつ習慣化していく。

それが、自分に合えば、煎じ薬のように効いてくるから。




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