blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

ダーウィンの悪夢

2006-09-19 23:24:45 | 日記・エッセイ・コラム

最近「ダーウィン」に興味が出来、ネット検索していると、「ダーウィンの悪夢」というドキュメンタリーの映画がお正月に公開されるとか?

アフリカ ビクトリア湖は日本の九州ほど面積で「ダーウィンの箱庭」といわれるくらいカワスズメ(シクリッド)科の魚が400種もいる豊かな生態系であったのが、乱獲により漁獲量が減ったことから、体長2mにもなりスズキ科で日本の赤目に近いと言われているナイルパーチを導入したが、ナイルパーチの捕食によりカワスズメは200種に激減。カワスズメが捕食していたエビや藻が増え湖は富栄養化。

湖周辺ではナイルパーチをめぐる産業が発達し、周辺の樹木の伐採、ヨーロッパや日本向けの輸出でグローバル化、住民の生活は一変し、エイズ、売春、貧富の差、戦争などの問題が出てると言う。

この「ナイルパーチ」日本でも白スズキとして売られていたり、食堂、ファミリーレストラン、コンビニ弁当などで使われているとか・・・だから私も知らない間に食べているかも知れない。まったく今まで知らなかった^^;

単純に考えるとプラスの部分もあるだろう。ビクトリア湖周辺の国は輸出によって潤い、欧州・日本は安い美味しい白身の魚を食べることが出来る。

でも、もしどこかで白身の魚を食べる時にはこの魚がどういう過程を通り、自分の口に入っているのかは考える必要があるように思う。例えばこの魚はひょっとするとアフリカの人々の苦悩や自然や生態系を犠牲にしているんではないかということを思い浮かべながら。

昨日、仕入れの時に普段、混まない道路に車の行列が出来ていた?後で考えて見るとあれは「吉野家」の本日限りの牛丼復活だったらしい。

私の学生時代に「ローソン」が出来始め「マクドナルド」「吉野家」も目新しかった。だから今でも「吉野家」の牛丼はたまに食べたくなる。味覚の記憶のせいだろうか?

飽食の時代に育った我々が食べ物の有難さを論ずるのはナンセンスですか?(笑)

ファスティング(絶食)を今やってます。1日目。