blog ちぎょらく

煉瓦・煉瓦刻印・軍の遺構・近代建築など明治・大正・昭和の歴史に関心が有りブログでアップしていく予定です。

「善兵衛ランド」に感激!

2009-11-01 21:26:50 | 天文・気象

貝塚市の水間の近くに有るのは知っていたんですが。

名前からして最初はアミューズメント施設またはパチスロ?または健康ランドかなんかかな?とあんまり気にはしてませんでした^^;

あるときふと検索で天文台?みたいなことが書いてあったので、一度は行ってみたいな・・ぐらいでそのまま。

二色浜の国華園(和泉市にもあるが二色浜の方が近い)にアケビの苗が広告で出てたので、アケビは異種混合栽培の方が実成りがいいらしく、珍しい苗があれば行こうかと?じゃついでに貝塚の行きたいところまわってこようか?

で善兵衛ランドに寄った訳です。

岩橋善兵衛という人が江戸時代に日本人で初めて天体望遠鏡を独自に作ったらしいです。でその記念館というか60センチのシュミットカセグレン式の望遠鏡があるわけです。

入口で記帳すると、職員の方が強引に屋上に連れて行ってくれます^^;

でそのアマチュアでは購入不可だろうと思われる望遠鏡を覗かせてくれます。

昼間ですが、スピカ、アークトゥルス、ベガなどが見れます。で私も少しは天文をやっているもので、「昼間なら金星ぐらいなら見たことがありますが」と言うと、「金星は今、太陽の前にいますので満ち欠けは・・・」と言いながら高い機械をゴーンと動かせて見せてくれます^^;

「スピカは白っぽいでしょ?」「はい!さそり座のアンタレスは赤色巨星なので赤いですよね」と言うと、「低いので見れないかも知れませんが・・・」と言いながらまたゴーンと・・・いやいや見たいとは言ってないってば、っていうかそんな私一人にこんな高い機械を使わせてもらってもええんかいな・・・・^^;

職員のおっちゃんサービス満点です。すごい親切です!

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私にしたら岩橋善兵衛さんの展示物をサクッと見て、国華園に行って、と思っていたんですが・・・

太陽のフレグランスは私の望遠鏡では無理です。とにかくこの60センチ口径の実力とそれを余すところなく見せていただける。天文ファンにとってはありがたい限りです。

天文の話で盛り上がり3時間以上長居させて頂きました。

次に夜に来ることを約束して・・・って館を出ると夕方近く・・・どこにも行かずに帰ってきました。

善兵衛ランドHP

ココ


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
日本で始めて天体望遠鏡を作ったとのことですが、... (ごっかる)
2009-11-04 20:41:29
写真の天体望遠鏡、すごい迫力!なんでも見えそう。
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大変だったでしょうね^^; (kousen)
2009-11-04 23:05:36
実はあれから調べたんですが、日本初のは鉄砲鍛治職人の「国友籐兵衛」の反射望遠鏡です。
外国のグレゴリー式を見て作ったらしいです。
筒は金属製。

岩橋善兵衛は眼鏡職人で屈折式で展示品も見たのですがレンズ構成は独自のものでした、筒は竹製です。

後、シュミット・カセグレンは筒の前方で見るタイプですが、後ろで見ているのでというか、HPに書いてますね、ニュートン・カセグレンですね^^;

天文台としては60センチは小さな方ですが気軽に広く見てもらう意図でしょうか?

勿論、アマチュアでは手が出ませんが。私が持っているのは10と6センチです、凄いですよ(^^)
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