2013.10.18に、NC31の車検を予約し、セルフ検査してきました。
初の千葉運輸支局の車検場での車検。いつも整備してるから大丈夫だと思うんですが・・・
まずは、
納税証明書を用意します。
で、整備。
まず、昨年末、FフォークをOHした上、昨日ウィンカーも直したのでライトの光軸調整が必要です。このまま車検受けても100%不合格になります。車検場近辺に光軸調整してくれる店もあるんですが、3000円かかるそうなので自分で出来る事は自分でやります。この際、メーターバイザーは邪魔なので外しちゃいます。
で、iPhone4の便利ツールの中のコンパスを使ってなるだけ平らな場所で10mの距離が保て、垂直に壁面がある場所を探します。場所を探すにはiPhoneと5mメジャー。メジャーは家にありました。
コンパスの2つ目のメニューで傾斜が測れます。だだっ広い駐車場なんかベストです。ボクは駐車場とゴミ集積場の壁で測りました。
条件の合う場所を見つけたら、まず、地面からライトの中心までの高さを地面に対して垂直に測ります。
で、基準は地面と水平~マイナス20%以内なのでライトと同じ高さにマーキングします。同じように計測壁面から10mの場所にもマーキングしておきましょう。(マイナス20%の場所にもマーキングしましょう。この2つのマーキングにライトの中心がくるように調整します)
日が暮れてから、当該場所にバイクを持ち込み、10mマーキングにバイクを止めます。センタースタンドではなく、サイドスタンドで止めます。で、ライトを上向きに切り替え、ハンドルを真っすぐにします。このとき左右にぶれている場合は正面を照射するように調整します。
真正面を照射するようでしたらマーキングとの高さを見ます。サイドスタンドでちょうどマーキングと同じ高さに明るさの中心がくるように調整します。調整が済んだら乗車して確認します。今度はマーキングより少し下に中心がくる筈です。
で、出来れば似たような場所をもう一カ所探しておく事をおすすめします。で、その場所でも同じ計測をします。で、結果が同じならほぼ大丈夫でしょう。
ちなみにボクは10mの場所と5mの場所を用意して同じ結果が出るように調整しました。
また、メーターバイザーを外すとメーターが激しく割れているのが異常に目立つのでこれも補修します。用意したのはダイソーで買って来た2液混合して使う強力接着剤と防水パテ、そしてシルバーのスプレー塗料です。合計315円。
まず、メーターのスピード計のワイヤを外し、メータのビス2カ所を外します。するとメーターが外れるので、まずはシルバーのカバーを外します。カバーは木ねじビスで3カ所あります。これを外すとカバーのついたままのメーター本体が現れます。カバーは一番下のビスを外すと外れます。で、ボクのメーターは結構破損箇所が激しい(一部粉々)のでこれらをジグソーパズルみたいに2液混合タイプの接着剤で貼付けていきます。
うまく整形できたら暫く待ちましょう。だいたい60分くらい。
シルバーのカバーは弾痕のような割れがあって、整形しようにもこのままでは無理なのでこれはパテで補修します。パテを弾痕のような穴に埋め、周りのカーブに合わせて整形していきます。パテはコネてから60秒くらいで固化が始まるので手早く整形します。多めに盛って後で削ればOKです。整形が終わったらまた60分くらい待ちましょう。で、触ってみて固まってたらヤスリで整形します。整形が終わったらシルバーのスプレーで塗装して終です。あとは組み立てましょう。
後は目視でブレーキフィールドの量(前後)、ウインカー、テールランプ、ねじ類、シール類を確認して最後にバッテリーの状態を確認します。出来ればバッテリーは検査前日に充電される事をおすすめします。バッテリーの出力が落ちていると光量が足らずに不合格になる事があるようです。また、4年以上経過していたら出来れば交換しましょう。(バッテリーは一個1000円くらいなんで交換しちゃってください)
で、記録簿につけます。記録簿はなんでもOKです。
こっちにも
こっちにもあります。適当に印刷して使ってください。
整備が終わったら、
インターネットで車検を予約しましょう。
で、当日、車両を運輸支局まで持ち込んで継続検査の書類を書いて印紙を買って検査します。
当日は少し早めに千葉陸運支局に行き、
まずは8番の用紙印紙売り場で継続検査用の書類代3枚(20円)と重量税(5000円)を支払います。
何故か重量税が増税されてる。前の車検では4400円だったのに5000円に増税されている。
調べてみたら、初年度登録から13年未満で3800円、13年以上18年未満で4400円、18年以上が5000円と減税という言葉遊びの事実上の増税されてたのね。
バイクは新車があまり売れないから中古流通が盛ん。ましてや18年以上の旧車がほとんど。ボクのnc31も初年度平成6年だからもう19年。
8番は本体のほうではなく、隣の建物です。
検査登録印紙代:400円
審査証紙代:1300円
重量税:5000円
用紙代:20円
で、ついでに自賠責保険も支払います。13640円(24ヶ月)必要な費用はここまでで、合計20360円。
で、用紙3枚に記入します。6番窓口でおじさんに見せると記入する場所を赤鉛筆でマークしてくれます。で、サンプルを見て自分の車検証に記載されている事と同じ内容を記載します。記入が終わったらまた、6番窓口のおじさんに渡します。すると検査準備が終わって、バイクは1番のレーンに並ぶよう言われますので書類一式を持って並びます。
車検場は撮影禁止なので写真なしですが、検査場に行くとまず、ライト、ウィンカー、テールランプ、ホーンのチェックを受けて、次に外観を黙視と打音で検査します。
これで問題ないと次ぎに検査場内でまず、速度計の検査が始まります。足でペタルを踏んでスピードメータが40kmになったらペタルを離します。で、ブレーキ前後の検査ですが前輪から検査し、次に後輪です。
最後は光軸です。実は朝、チェックしている時にまし締めをしながらねじ類の確認を行っていたんですが、ライトのビスは緩かったので閉めたら向かって右側だったので少しライトが上向いた感じがあったのでちょっと高いかなって心配してたんです。
すると案の定一回目は不合格。で、すぐに2回目なんですが、多分高いのでタンクの前の方へ座ってFフォークを少し沈めたんですが、そしたら合格。良かった。でもホント微妙なんだな。
で、すべての検査が終わって、レーンの終にある小部屋の人に一式を渡すと全部持って5番の窓口に出してくださいって言われます。
ちなみに1番のレーンには最終確認をする小部屋がないので2番レーンの小部屋に行きましょう。(1番レーン以外にあります。どれに行ってもOKです)ボクはウロウロ探してしまいました。
で、5番の窓口に書類一式を持って行くと直ぐに新しい車検証とナンバー脇にはる車検シールをくれます。
ここまで僅か30分程。という事で千葉運輸支局での初めてのユーザー車検は終です。あっけなかったなあ。
※一応工具一式を持って行く事をお勧めします。何かあってもその場で直せます。また、不合格になっても一日三回まで検査できます。