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山口八幡神社 総代が縁起物「福笹」作り 9日からの「えびす祭」に備える 〈2021年1月9日〉

2021年01月09日 08時30分00秒 | 記事


マスクを着用し縁起物「福笹」作りに取り組む総代


 印南町山口の山口八幡神社(岡田朝臣宮司)で8日、商売繁盛などを祈る「十日えびす」を前に、総代が参拝者に授ける縁起物「福笹」作りに取り組み、9日から始まる「えびす祭」に備えた。えびす祭は今年も9日から11日まで3日間で行うが、新型コロナウイルス感染症対策で開催時間は9日と10日は午前9時から午後8時、11日は午前9時から午後5時までとしている。

 同神社では8日朝から総代14人がマスク着用して社務所で、5日に切り出し、きれいに揃えた笹に鯛や大判など縁起物の「吉兆」を飾り付けて一本一本丁寧に仕上げた。福笹は2000円、3000円、5000円の3種類合わせて500本を用意した。
 えびす祭は9日の宵えびすから残り福の11日まで行われ、福笹のほか招福俵(7000円~3万円)、招福熊手(3000円~5万円)、宝船(3000円~8000円)のほか、学業成就、幸福護符、交通安全などのお守りも授与する。今年は3連休となり「福」を求める参拝者が訪れそうだ。
 同神社は、拝殿前などに手のアルコール消毒液を置くなど新型コロナウイルス対策を講じており「マスクを着用し、手の消毒をお願いします」と協力を呼びかけている。
 9日と10日は福娘が烏帽子に巫女姿で参拝客に神楽鈴を鳴らして福を呼ぶ。福娘は次の皆さん。
 9日=浜本知夏(地方)大江蓮莉(浜)中村美咲(津井)▽10日=壽川萌(楠井)橋本実久(上野)山田采(野島)。


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