直球を武器に奪三振率が高い野田選手(右)と
強肩、打撃が売りの日下選手
日本少年野球連盟など主催の中学硬式野球地区対抗戦「日本生命カップ第21回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会」に出場する関西ブロック選抜チームに、和歌山御坊ボーイズ/ジュニアタイガースの野田皇志選手=湯川中3年、173センチ、75キロ=が投手、日下侑太選手=東陽中3年、170センチ、68キロ=が捕手として選出された。関西選抜でも主力でバッテリーを組むと見られ、両選手は「優勝へ貢献したい」と力強く語った。
同大会は東日本、中日本、関西、中四国、九州の5ブロックごとに選抜された6チームが出場(開催ブロックが2チーム出場)して全国一を決める。野田選手、日下選手は4月に65人が参加した関西ブロックトライアウトで選考後、18人のメンバーに入った。
野田選手は右上手投げの本格派、最速136キロの直球を武器に、カーブ、スライダー、チェンジアップ、カットボールの変化球も交え、三振を奪える。打ってはクラブチームで5番を任され、長打力が売り。
日下選手は盗塁阻止率が高い強肩の捕手で守りを固めるほか、打線では1番か4番を務め、クラブチームトップクラスの出塁率とともに、好機に抜群の強さを誇り、攻守ともに要。
2人は1年の頃からバッテリーを組む互いのことを知り尽くした関係で、信頼し合っているだけに「一緒に選ばれたことがうれしい」と喜んだ。大会へ向けて野田選手は「まっすぐに自信がある。打てるものなら打ってみろという強い気持ちで挑みたい」、日下選手は「打撃など自分のできることで貢献したい。強いチームと戦えるので楽しみ」と力を込めた。
大会は広島県呉市の鶴岡一仁記念球場などで20日に開幕し、初日に予選リーグ戦、21日に決勝トーナメントを実施。関西選抜は初日に中四国、中日本と予選リーグを戦う。御坊ボーイズの山崎幸二会長は「2人は選抜チームでも主力になれる。活躍してチームを優勝に導いてほしい」とエールを送った
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