ヒロの残日録 

日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ

懐古

2018年01月28日 | 日記
寒い日はなぜか両親や祖父母のことを想い出す。
年を取ったせいだろうか、昔のことを懐かしく思い返す
ようになった。

子供のころ寒い日に「寒いっ、寒いっ」と肩をすくめて歩いて
いると、近所の大人から「冬は寒いのがあたりまえだ。
子どもは風の子だ・・・」と言われたりした。
昔は町自体が一つの大きな家庭みたいだった。
町のおじさん、おばさんたちは他所の子にも遠慮はなかった。
見守られ、叱られ、褒められて成長したような気がする。

家の居間には練炭火鉢が置かれてあった。体を暖めようと
火鉢の上にまたがっては祖父から注意されたりもした。
昭和30年頃まで暖房は火鉢ぐらいだった。
それでも家の中は温かった。
コメント (2)
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