ヒロの残日録 

日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ

木守柿

2021年11月30日 | 日記
 田舎町で、道端や畑の柿の木に、赤く熟した柿の実が数個残ってる
光景を見かけます。

  〈Yahoo画像より借用


ASA 通信sunsunsunより 
 『木守柿という言葉がある。
晩秋の柿の木の風情である。
カラスはカア鳴き、そして山は眠る準備に入る。
 木守柿は「こもりがき」、「きもりがき」など地方によって
読み方は異なるようだ。
 たわわな青柿はいつの間にか熟柿となり収穫され、
さらに人手の遠のいたそれは朱くしぼんで、ベチャリと路上に落ちる。
 最後に数個、もしくはひとつの柿の実が枝に残る。
人々は全てを収穫せず、柿を木になったまま残したのである。
 風習は豊かな実りを与えてくれた自然への感謝であり、来年への豊作の
祈りであり、野鳥のために残しておくともいわれた。
 思えば木守柿は人間と自然、獣たちとの共存の象徴であった。』


 美しい日本のこころを大切にしていきたいですね。



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