ヒロの残日録 

日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ

ゆきあいの空

2017年09月26日 | 日記
 倉嶋厚さんが、去る平成29年8月3日 93歳で永眠された。 
若い人は知らないだろうが、シニア世代の人間には「倉嶋厚」は
懐かしい名前である。
NHK解説委員、ニュース番組の気象キャスターとして活躍された。
倉嶋厚さんの気象予報は単なる天気予報にとどまらず、明日の
天気を彩る感があった。
そんな倉嶋さんの生活が一変したしたのは1997年、妻泰子さんを
ガンで失ったからである。それがきっかけとなりうつ病を発症、
衣服の着脱さえおぼつかなくなり、テレビ画面からは以来、姿が
消えてしまった。



「自分たちは一心同体の『掛け算型』の夫婦だったが、掛け算は
片方がゼロになったら答えはゼロのまま」
「生活の面でも精神面でも、互いに自立した『足し算型の夫婦』の
要素を持った方がよい

そんな言葉を倉嶋厚さんは残している。

※ゆきあいの空とは、ある季節が去り、次の季節に移り変わ
ろうとするころの空。
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