「三浦半島」へのお出かけの続き
「燈明堂海岸」からほど近い場所に 歴史的に貴重な遺構を見学できる場所があった!
名前は「千代ヶ崎砲台跡」 要は「要塞」だった跡なんです(^_^)
「浦賀」の中心街へ向かう道路から「燈明堂海岸」へ向かう道の途中から分かれて行く所
駐車場は少し離れたところにあり そこから坂道を山の方へ向かっていくとありました!
立派な説明板が「柵門」といわれる「砲台跡」への出入口手前にありました
ただし注意しないといけないのは 公開されているのは土・日・祝日のみ(季節で公開時間が違います)
2015年に国の史跡に指定されたそうで 日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~
日本近代化の躍動を体感できるまち~」の構成文化財です(^_^)
地元 横須賀の人でもその存在をあまり知らない場所で 今回たまたまみつけました!
それもそのはず 公開されたのは2021年10月なんですよ だから前に「燈明堂海岸」へ
来た時には存在をしらなかったのは当たり前です(^^ゞ
実はここ わんこなどペットは公開されている施設には入れません
この時も 案内ボランティアの方に教えてもらい 砲台跡の丘陵部分だけわんこOKと
いうことで向かいました
見晴らしのいい広い丘陵部分 ここ地表から6mほど掘削した大きな穴があります
『ママたちもだよ』 下に見えるのが「砲座」と呼ばれる大砲が設置されていた場所です!
下に見えるのは 「塁道」と呼ばれる砲台内の施設をつなぐ交通路! でも風が強かった~(^^ゞ
ここは150メートルくらいの長さがありますね
こんな史跡でも ゴロゴロする「りん」です(^^ゞ
この時はまだ公開時間の少し前で 他には見学する人はいませんでした
「大砲」が狙っていたのは「東京湾」を通過する外国の船でした
一通りこの場所を「まる」「りん」と散歩しましたが せっかく来たので施設の見学をしたいから
一度駐車場へ戻り 「まる」と「りん」はお留守番してもらって 再度訪問(^_^)
9時半の公開開始時間に一番のり! ボランティアの方が1名ついていただき見学開始(無料)
休憩施設を出て まずは地下の施設を見学 ここは「塁道」です
トンネルのようになっている「隧道」と空がみえる「露天」の部分が交互になっていますね
「大砲」が設置されている「砲座」へと行ける「塁道」 中へ入れてもらえました!
その途中にあった「砲側弾薬庫」 ここに砲弾と装薬が保管されていたのだそうです
そこから階段をあがって「高塁道」へ出ると「砲座」が見えました!
ここは「第二砲座」 反対側にある「第三砲座」には入ることができます
設置されていた「大砲」は砲身が全長2.8mの「28cm榴弾砲」 砲弾の重さは217kg
最大射程距離は7.8kmだったそうです
最後は「まる」「りん」と散策した地上部分の見学
「第三砲座」を上からみたところ ここから「東京湾」へ「榴弾砲」を向けていたんですね
木の小屋が「休憩所」 そこに施設の紹介スペースなどもあります
砲台跡から望む「東京湾」 この辺りは対岸の「房総半島」まで10kmもないそうですが
「房総半島」側は浅瀬になっていて 外国の船は半島から離れた場所を航行するしかなかったことで
射程距離7.8kmの「榴弾砲」で十分狙えたということです(^_^)
でも実戦で砲弾を発射したことはなかったのだそうですよ(試射はしたそうです)
「東京湾観音」もみえる場所 ここ「千代ヶ崎砲台」の他にも「東京湾要塞」としては「千葉」側含め
「猿島」や「第一海堡」など32か所もあったそうです
ボランティアの方には 私達2人だけだったのに事細かく説明してもらい 大変ためになりました(^_^)
ありがとうございました!
貴重ば史跡 たくさんの人にその存在を知って欲しいと思いました(^_^)
このあとは「ランチ」 その様子は明日に
最後までお読みいただき ありがとうございました