愛犬「まる」「りん」のつぶやき日記

我が家の息子 キャバリア「まる」と 元保護犬の娘 「りん」の日常を
写真付きで綴っていきます。

貴重な遺構「千代ヶ崎砲台跡」(注意事項も有)

2023年03月08日 05時35分41秒 | お出かけ

「三浦半島」へのお出かけの続き

「燈明堂海岸」からほど近い場所に 歴史的に貴重な遺構を見学できる場所があった!

名前は「千代ヶ崎砲台跡」 要は「要塞」だった跡なんです(^_^)

「浦賀」の中心街へ向かう道路から「燈明堂海岸」へ向かう道の途中から分かれて行く所

駐車場は少し離れたところにあり そこから坂道を山の方へ向かっていくとありました!

立派な説明板が「柵門」といわれる「砲台跡」への出入口手前にありました

ただし注意しないといけないのは 公開されているのは土・日・祝日のみ(季節で公開時間が違います)

2015年に国の史跡に指定されたそうで 日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~

日本近代化の躍動を体感できるまち~」の構成文化財です(^_^)

地元 横須賀の人でもその存在をあまり知らない場所で 今回たまたまみつけました!

それもそのはず 公開されたのは2021年10月なんですよ だから前に「燈明堂海岸」へ

来た時には存在をしらなかったのは当たり前です(^^ゞ

実はここ わんこなどペットは公開されている施設には入れません

この時も 案内ボランティアの方に教えてもらい 砲台跡の丘陵部分だけわんこOKと

いうことで向かいました

見晴らしのいい広い丘陵部分 ここ地表から6mほど掘削した大きな穴があります

『ママたちもだよ』 下に見えるのが「砲座」と呼ばれる大砲が設置されていた場所です!

下に見えるのは 「塁道」と呼ばれる砲台内の施設をつなぐ交通路! でも風が強かった~(^^ゞ

ここは150メートルくらいの長さがありますね

こんな史跡でも ゴロゴロする「りん」です(^^ゞ

この時はまだ公開時間の少し前で 他には見学する人はいませんでした

「大砲」が狙っていたのは「東京湾」を通過する外国の船でした

一通りこの場所を「まる」「りん」と散歩しましたが せっかく来たので施設の見学をしたいから

一度駐車場へ戻り 「まる」と「りん」はお留守番してもらって 再度訪問(^_^)

9時半の公開開始時間に一番のり! ボランティアの方が1名ついていただき見学開始(無料)

休憩施設を出て まずは地下の施設を見学 ここは「塁道」です

トンネルのようになっている「隧道」と空がみえる「露天」の部分が交互になっていますね

「大砲」が設置されている「砲座」へと行ける「塁道」 中へ入れてもらえました!

その途中にあった「砲側弾薬庫」 ここに砲弾と装薬が保管されていたのだそうです

そこから階段をあがって「高塁道」へ出ると「砲座」が見えました!

ここは「第二砲座」 反対側にある「第三砲座」には入ることができます

設置されていた「大砲」は砲身が全長2.8mの「28cm榴弾砲」 砲弾の重さは217kg

最大射程距離は7.8kmだったそうです

最後は「まる」「りん」と散策した地上部分の見学

「第三砲座」を上からみたところ ここから「東京湾」へ「榴弾砲」を向けていたんですね

木の小屋が「休憩所」 そこに施設の紹介スペースなどもあります

砲台跡から望む「東京湾」 この辺りは対岸の「房総半島」まで10kmもないそうですが

「房総半島」側は浅瀬になっていて 外国の船は半島から離れた場所を航行するしかなかったことで

射程距離7.8kmの「榴弾砲」で十分狙えたということです(^_^)

でも実戦で砲弾を発射したことはなかったのだそうですよ(試射はしたそうです)

「東京湾観音」もみえる場所 ここ「千代ヶ崎砲台」の他にも「東京湾要塞」としては「千葉」側含め

「猿島」や「第一海堡」など32か所もあったそうです

ボランティアの方には 私達2人だけだったのに事細かく説明してもらい 大変ためになりました(^_^)

ありがとうございました!

貴重ば史跡 たくさんの人にその存在を知って欲しいと思いました(^_^)

このあとは「ランチ」 その様子は明日に

 

最後までお読みいただき ありがとうございました

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