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[PainRain]キャラ紹介007・ブレイン

2013-03-22 11:43:02 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

 『ペインレイン』は長い話です。

40年以上の話なので、3代に渡る物語になります。

現在3話メインキャラの親世代子世代が描かれます。

劇中に亡くなるキャラもいれば、生まれる者もいます。

沢山の登場人物が出てきますが、一話のみの出演者もいれば、

全7話中、全てとは言わなくとも、殆どに出てくるキャラクターもいます。

現在、3話はギャングの話でもありますが、全く違うテーマのエピソードもあります。

 

 

 

  

『ブレイン・パッチ』

 

ブレインはパッチ親分の養子で、パッチ一家の跡取りとして育てられました。

3話現在、34歳です。

 

彼は元々裕福なアラブ系の会社経営者の男性と落ちぶれた没落イギリス貴族女性の

政略結婚で生まれた御曹司でしたが、父母には愛されず、使用人に囲まれて孤独に育ちました。

ブレインには硬い印象のイギリス訛りがあり、言葉には自然な上流の響きを持っています。

レディファースト等含めて作法や立居振舞いが洗練され、教養を持ち、ギャング然とした処がありませんが、

逆にそれが何やら空恐ろしい凄みや不気味な闇、下品と悪趣味、気持ち悪さを感じさせる時があります。

 

父母の事故死により、父方一族の邪魔者となり、10歳で孤児院に入居、そこで大変な問題児となり、

ダムタウンの孤児院に移され、悲惨な日々を送る中、慰問にきたパッチ親分がギャングである事を、

子供ながらに知りつつも、自ら強く望み、12歳で養子に迎えられました。

 

ブレイン、という名前は、ダムの孤児院で、痩せたチビのくせに頭でっかち、という意味での

いじめられっ子としての仇名でした。本名はアラブ系の名前のようですが、その名を全く使用しません。

 

頭脳は優秀、地元の名門、ダム大学では主に薬学と犯罪心理学を専攻しました。

文学が好きで、趣味は読書で文筆も得意。手先が器用、運動は大嫌いです。

 

強度の頭痛持ち。酒豪ですが、酒に限らず酔うという事が殆どできません。

ドラッグは何でもします。自作までしています。

痩型でも身体は屈強、精神的に色々と病的な処があり、無口だと思うと饒舌だったりもします。

 

長身で手足も長く、派手ではありませんが、端正です。

ブレインは、強度のナルシストの弟、バニーと違い、

愛情を感じなかった実の父親に似ている事から鏡嫌い、自分のルックスに愛着がありませんが、

ファッションに興味のない地味な装いと、見た目への、自惚れとも卑下とも無縁な

自意識の無さこそが、生まれ持った美しさを静かに輝かせています。

 

養父であり、ボスである、パッチ親分との関係は、大変濃いもので、

互いに感情を抑えたものでありながら、バニーなどはとても入り込めない絆をパパと共有しています。

 

ブレインは18歳の時にいきなりできた、4つ年下のユニークで傷つきやすい弟を、

口には直接出さずとも、とても可愛く思い、愛し、必用としています。

二人は激しいケンカもしてきましたが、いつも一緒です。

ダムタウンでパッチ一家の羽振りが大変良かった時代から、

「兄は変質者、弟はオカマ」・・・と周囲に気持ち悪がられ、「ヘンタイブラザースB&B」の通称があります。

パッチ親分だけは、二人の息子はタフな男である!と信じて疑わない態度です。

 

二人はできている、と思っている輩も多いようですが、

実際、兄弟からは、この二人・・・何か怪しげ・・・何か変・・・という印象、

そしてある種不気味な、倒錯性とセクシーさが漂っています。

 

女性の好みは極めて理想的で、知性と色気を併せ持つ、グラマーで優しい夢の美女ですが、

そんな賢い素晴らしい女性が、ギャング稼業の男を愛するわけがないだろう事を、絶望しています。

 

3話現在、弟バニーもそうですが、ブレインは女性と愛情を育んでいった経験がありません。

そこが兄弟共に、ある種の未熟さ、淋しさを感じさせ、また同時に、

本来決して希薄ではない、手垢の付かない愛情の原石を、見えない内側に輝かせている、

いい歳をしても初々しく純粋な、『シングルの魅力』があります。

 ブレインにとっては、セックスだけが女性と繋がりを持つことであり、

過剰な執着や、弟バニーを巻き込んだ歪んだ嗜好、女性一般への憎悪や嗜虐心も持っています。

 

ブレインは一筋縄でいかない、多要素を持った特殊な人格の持ち主です。

彼は自分を語らず、誰も彼を理解しません。孤独を生きています。

 

 

 

ブレインは他の作品でも何度も使って慣れているので、とても使いやすく思いますが、

この長い顔を描くのは今だにとても難しいです。

ペインレインのブレインは大変不幸なのもあって、ややこしく複雑な人間性を持っています。

 

携帯コミック『むにむにぴょん!』の、ガリ勉バカブレイン君は、

もっと幸せに誠実に育ったのであろう、彼の姿でしょう。

彼の本質は「人の正しさ」を愛する人間です。

 

『ペインレイン』全7話のうち、最も多く出演するキャラの一人です。

 

画像は、ブレイン、バニー 『ペインレイン』より 

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[PainRain]キャラ紹介006・バニー

2013-03-22 03:13:01 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

私は同じキャラクターをよく使いまわします。

こういう事をスターシステムという事を数年前に知りました。

同じ人間が、役者として違う役を演じるような、そんな印象を持っています。

 

色々なキャラがいる中、バニーは多分、20年以上前に生まれたキャラクターなので、

年季が入っていて使いやすいです。

最初は本当にマジでチラシの裏に鉛筆で描いた漫画の絵でした。

現在のペインレインと同じ、紫のポン引きっぽいスーツを着ていました。

人に見せるためではなかったので、描き方も、大変いい加減で、

マンガのマトモな描き方も全く考えてない感じでした。

今のようなデザインにほぼ定着したのが、十何年以上前で、

『ベティとペイニーペンギン』という私の3作目のアニメに、絵柄は大分違いますが、

ほんのちょっとだけ、ギャングのパッチ一家が出ています。

 

当時、『ベティ~』の次のアニメ作品として、彼らが出てくる話をアニメにしたかったのですが、

どうしても喋りが入れたかったのと、ドラマで長くなってしまうので断念した事がありました。

ミュージカル要素も入れたかったし、

自分にとってピッタリの上手な声優さんじゃないと嫌だとも思っていましたので、

個人製作では現実的ではないと当時思いました。

 

マンガを描くのも大変ではありますが、アニメほどではありませんね。

 

 

 

 

  

『バニー・パッチ』

 

14歳でパッチ一家のパッチ親分の養子になり、ギャングとしての英才教育を受けました。

彼はパッチ一家の跡取りである、兄ブレインのボディガードでもあるので、銃の腕は中々・・・

ですが、桁違いの天才パンキーを知っているので、あまり偉そうな事は言えません。

てこの原理を利用した特殊な格闘技が使えます。

 

現在の3話では30歳ですが、若く見えます。そして歳は言いたくないようです。

 

自慢の銀髪はロシア人の母譲りです。

父親に関しては、母から話すらも聞いた事がありませんが、

彼の肌の色や顔形から、ヒスパニック系なのだと思われます。

腕に"MoM""Lov"のピンクの刺青があります。

 

バニー、という名前は、子供のころからの仇名です。

本名はロシア風のようですが、全く使用しません。

彼は母親を亡くした後、パッチ親分に拾われるまでの短い期間、

身体を売るストリートボーイとして、殺してくれと言わんばかりに自虐的に生きるのですが、

その時の名前でもありました。

 

ダムタウンのヒスパニック・ハーレムの出身、

かなり酷い印象の、ダム訛りを喋り、時に激しい啖呵を切ります。

身軽で柔軟、饒舌、喜怒哀楽が激しくヒステリックで強度のナルシスト。

ビッチを気取った、芝居がかった処があるので、見た目も含め、かなり滑稽な人間です。

 

女性に化けられる程の可愛いらしさを持つと同時に、

やぶ睨みで出歯で鼻は上を向き、どこかバランスを欠いた、

一見して何かが奇妙な、変な顔でもあるという設定です。

可愛いんだか、ブスなんだか良くわかんない・・・見る人次第、そういう顔ですね。

 

悪趣味ですが、彼なりにオシャレです。

小柄でハイヒールを履いています。薄化粧をし、靴下や下着や香水は女性用を好みますが、

それは好みのスタイルであって、男として、女性が好きだとバニーは言います。

 

パッチ一家の三人は、左耳にお揃いの翡翠をピアスしています。

どんなに落ちぶれても、一族の絆として、この宝石は手放していません。

・・・それ以上に・・・兄のブレインもそうなのですが、

バニーは、着衣で見えないところにも、二つのプラチナのピアスをしています。

 

バニーは手先が器用です。

現在、一家は使用人など望めない経済状態で、

パッチ親分と兄ブレインがその類を全くしない故もありますが、

料理、家事など、彼は何でも素早く上手にこなします。ヘアーセットやメイクもセミプロ並です。

そんな姿を見せるとパパに殺されかねないので、隠れて遊んできたようですが、

凝ったレース編みや造花作りなど、高度な手芸一般も得意としています。

本来、少女趣味で、女の子と遊ぶ方が楽しい部分を強く持っています。

  

酒とソフトドラッグと、明るく可愛い女の子とイチャイチャ遊ぶのが大好き。

何でも気持ちよく酔えるタイプです。

ベッドでも女の子にご機嫌に気持ちよくなってもらうのが楽しく嬉しいバニーですが、

余りにも直ぐに口説き出すので、どれだけ女性に振られたか判りません。

 

4つ上の兄、ブレインとは14歳からいつも一緒の縁。若い頃は険悪な事もありました。

バニーは口が悪く、一見、偉そうな命令調で何でも言いたい放題ですが、二人は完全な主従関係、

パッチ一家組員としてのバニーは、将来の組長であるブレインの部下です。

パッチ親分は、組の跡取りのブレインに何かあった時には、命を捨てても彼を守れとバニーに命じています。

 

バニーはパパを恐れ、兄ブレインの持つ、自分には見えない判らない闇にも、恐ろしさを感じています。

 

バニーの本質は限りなく優しい人間です。

 

画像は、バニー、ブレイン、パンキー、ローズ『ペインレイン』より 

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[PainRain]キャラ紹介005・フォッグ

2013-03-22 03:00:43 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

とにかくキャラクターが多い『ペインレイン 』です。

全7話ありますし、その回、あるいは2話のみ出演などの、キャラも多いです。

 

ですが、無駄なキャラは一人もいません。

ほぼ出ずっぱりも、一度の出演者も、敵役でも、愛情を込めて、

同じように性格付けをして、描いています。

 

 

 

 

『フォッグ』

 

フォッグは苗字です。

 

地元大手新聞の一つ、ダムタイムスを発行している新聞社の3代目の社長です。

ダムタイムスは独立経営、都会の新聞らしく、やや辛口、リベラルが売り、という事になっています。

数年前の、ダムタウンの暴力団一掃キャンペーンの時には、

ダムタイムズは、主に市民運動としての、平安な生活の権利を掲げ、

ムーブメントを起こす主導となり、結果は大成功となり、

多くのギャングが逮捕され、パッチ一家も地元から逃げ出す事になりました。

 

長身のアングロサクソン、恰幅よく、人柄がよく、ユーモアもあり、

レストランのボーイやバーテンにも、お得意様以上に慕われています。

 

地元の名門大学、ダムタイムスで多数の科目を受講しました。

かなりの日本文学通でもあり、大学の後輩だったブレインとも話が合いました。

 

美しい妻と利発な子供たちと共に、ダムパーク沿いの高級マンション住まいです。

 

光の人生を送ってきたかのような彼ですが、

何かを隠し持っていたようで、パッチ一家にそれを知られてしまったようです。

 

まあ、漫画ですけど、・・・女装のバニーに騙されてしまう、女好きな処もあるようです。

 

女装者に騙されるという、このエピソードは、

好きな歌舞伎の『弁天小僧』からイメージしました。

可愛いお嬢様の正体が泥棒の美少年という、面白いシーンがあります。

 

フォッグさんが騙されるシーンを描いたのは2年以上前でしたが、

弁天小僧の見せ場のように、もっと劇的に

バニーの正体を見せる演出でも良かったなと今となると思いもします・・・

 

 

画像は、フォッグ、ブレイン、バニー 『ペインレイン』より 

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[PainRain]キャラ紹介004・マリア

2013-03-22 02:34:53 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

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登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

時々、目の前の人が天使みたいに見えてしまう時があります。

 

天使なんかいるんだか知りませんけどね。

宇宙人とか幽霊とか、そーゆーのも含めて、いてもいなくてもどうでもいいです。 

 

ですけど、人に何やら神秘性を感じてしまう事が確かにあります。

そしてそういう神秘って、多かれ少なかれ、日常の何処にでもあると思います。

ベッドの中とか、道とか、赤ちゃんや子供や老人とか、カンカンに怒っている人、興奮している人、

喚いている人や遊んでいる人、悪いことをしようとしたり、今正に、欲や悪意を満たしている人とか・・・

 

目の前の人が、天使や悪魔のように変身する瞬間。 

語られる言葉は、感動しちゃう夢のようでもあり、呪い染みていたり、

人とのやりとりは天からの贈り物や悪魔の妨害みたいだったりもします。

目の前の人の予想できない行いを、個人の理屈や好き嫌いや意見判断という、

小さな自分枠だけのフィルターで見ている限りは見えない感覚・・・

・・・天使は良くて悪魔は悪い?

悪い事をしても良いだのという事を言いたいわけではありませんが、

良いとか悪いとか思ってしまうと、そこには単なる人間の都合しか無い感じです。

 

今起こっている、ショーとしての、驚き、何だか不思議の視点。

毎日すっごいギャグやメロドラマが、私も主役の一人として展開しているんじゃないでしょうか。

 

そこから見ると、私の人生の不幸や悲しみですら、愛情一杯に抱いて、大笑いをする事も可能です。

 

その、私に起こってしまった不幸ですら楽し~い!感覚を漫画等、作品にしたいと願っています。

 

 

   

 

 

『マリア』

 

変人の悪党ばかり出てくるペインレインですけど、理想的に描かれているキャラもいます。

 

マリアはこの作品内では、珍しい方のビョーニンやクレイジーの部類ではない人格だと思います。

多分・・・

 

現在3話で28歳、4歳年下の夫、テンプーと結婚して4年目を迎える、

アフリカンの長身、グラマーな美女です。

 

牧師の娘で、彼女もクリスチャンです。

ダムタウンのある州の外れ、ホープビルの地元大学の神学科を卒業後、

ある事件に巻き込まれたきっかけで、テンプーに出会い、恋に落ちました。

 

おおらかでありつつ、きめ細やかで穏やかな優しさを持った女性です。

テンプーはかなりイカレた青年ですが、マリアはそこを全く気にしませんし、

彼のする非常識な行いに動じるようなタマではありません。

2話に出てくる彼女のお爺さんが凄すぎるのもあるので、それが理由だと思います。

 

マリアは2話では沢山出てきますが、

3話、今の処、彼女はテンプーの手紙の中で語られているだけです。

 

二人は似てない夫婦のようにも見えますが、

手を取り合って、相手を信じる強さは同じです。

 

テンプーはマリアの優しく暖かい手を、振り切ってしまった処ですが・・・

 

 

画像は、マリア、『ペインレイン』より 

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[PainRain]キャラ紹介003・パッチ親分

2013-03-17 14:56:10 | 『PainRain』キャラクター紹介

 

別コミックブログ、Ktooonz*Comixで連載中の『ペインレイン』のカテゴリーをブログに作りました。

登場順にキャラ紹介や思い入れを書いていきます。

 

先日、このマンガを読んでくれている方のお話を聞かせていただきました。

読者のお話を聞かせていただくと、

作者の思いや予想と違う処で楽しんでくれている意外性に毎度驚かされて嬉しく思います。

毎日楽しみに読んでくれているとの事で、こんな光栄はありませんが、

同時に、「自主制作だから大変なのは理解しているけど、

更新されていないと、とてもガッカリする」との胸に突き刺さるお言葉も・・・

・・・そうですよね・・・楽しみの大きさにガッカリを比例させてしまいますね・・・。

今ストックが無い自転車操業状態なので、上がった分だけアップしているのですが、

一日に描ける枚数、加工時間は、どうしても目と体力的に限られてくるので

ひたすら仕事雑用とのスケジュールの調整のみが成功の鍵・・・

はりきってやっていきます。

 

 

 

  

『パッチ親分』

 

ダムタウンのギャング、パッチ一家のボスです。

現在70歳。非常にパワフルで、怒りっぽくワイルドです。

ダムのリトルイタリアで生まれ育ち、少年時から悪の世界での才能を開かせ、

一代で登りつめ、また、衰退しています。

 

表では地域のために寄付をしたり、名士ぶった事もやっていたようですが、

中身は完全にギャング。麻薬と武器、違法ポルノなどの販売をしていました。

30年近く、現在レッド・ローズがバーを出している地域も含めて、

安定した地元の顔として管轄としていましたが、

ダムタウンの政策と市民のギャング追放の盛り上がりが起こり、

小競り合いの最中、気が付けば、自分も街で稼業を続けられなくなってしまいました。

 

パッチ一家は多くを失い、組は完全に落ちぶれました。

田舎に逃げ、バニーのグチによると、一家は小さな売春宿などで細々と食いつないでいたようです。

かつてと違い、親子三人のみになってしまったファミリーは、すっかり腐ってしまっていましたが、

「何か」をしてホームであるダムタウンに返り咲くために、

一念発起、6年ぶりに古巣に戻って来た処なのですが、ギャングとしての彼らを誰も歓迎していないようです。

 

パッチ親分には、妻も血を分けた子供もいないようです。

愛人は何人かいたようで、彼なりに大事にしていたようですが、

現在彼の隣に寄り添う女性は一人もいません。

 

かなり女性差別的なパッチ親分ですが、同時に「女は殺さない」など、昔カタギの部分を持っています。

自分にかつてのような力が無くなったので、女性とは自ら縁を切ったんじゃないかなと思います。

 

ブレインとバニーはパッチ親分の養子です。

ブレインは自分の跡取りとして地元の孤児院で、バニーはブレインの片腕の弟として街で拾って育てました。

彼は、他にもう一人、バニーの下に、知り合いの息子であった孤児を引き取っていますが、

現在三話で、3番目の息子はギャングから足を洗っていますので、同じダムタウンに住んではいるのですが、

一家として会いに行く事は避けています。

 

パッチ親分は、非常に支配的に息子達を育てたので、

ブレインもバニーも父親には全く頭が上がらない、強く愛しながらも、同時に怖れています。

 

画像は、パッチ親分、『ペインレイン』より 

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